もっぷ道-season13-わがままなおしゃべり

2013/07/17(水)15:29

葬儀の留守番

舅の死後のこと(121)

一昨日は 雨が降って寒かった 昨日は一転 いい天気で気温が18度もあった そしたら今日はまた雨が降って最高気温が11度 めっちゃ寒いよぉ~~                           イヤだなぁ~ と内心イヤイヤ臨んだ葬儀の留守番の大役 億劫ではあったものの ソコは大人なのでニコニコ愛想よく無事に終えた 葬儀にすら数えるほどしか出た事がなく 留守番も初めてだったが 2カ月前に葬儀を行う方の立場を経験していたので  今回の留守番という仕事は裏側を見たような ちょっと意義あるお仕事だった ご主人様と一緒に行けというのが姑の指示だったので朝 通勤するかのように家を出た 出棺勤行は8時30分から 早すぎてもいけないと思って行ったら もう遅いほうで留守番をご一緒する方はもう来ていた 早速 指示に従ってお茶を入れ 来客のご接待 間もなく住職が着いたので 茶碗を集めて台所で水仕事 お経が聞こえ始めたと思ったら 合唱するかのようにSMAPのオリジナルスマイル ギャ~~~  私の携帯の着信音 水仕事中だったので留守番仲間が持ってきて下さって 私は真っ青~ 制服のネクタイを忘れた息子から 有難い事に一言ずつ二通のメールが着てた 読経のドサクサに紛れたようで何かを言われたりはなかったが・・・ その後 出棺が行われ 皆さんが火葬場に出発し 残されたのは留守番3人   1人は90過ぎて まだバリバリしっかりしている故人の兄弟の奥様 そして もう1人は同じ兄弟の奥様で 個人と同じ集落に住んでいる方 留守の間の大きな仕事のひとつが 集落の方々が弔問にやってくるので 香典を預かって この集落のしきたり通りに会葬礼状を返す この時に 来客は上がらず玄関先でのやり取りでお茶などは出さないが 来た人が分るよう近所の人が留守番の中に必ずいるらしい それもやりながら聞いて覚えた事なのだが・・・ 姑は私に 留守番ってコタツに座ってお茶を飲んでいれば良いんだから と言った もちろんそんな言葉を鵜呑みにはしていないが 出棺とともにオバ様たちが活動的になる うちの時は誰も気付かず 指示もしなかったのでやっていない事なのだが 火葬場に亡くなった時に供えた団子を持っていってしまったので 新たに留守番が作る そして 葬儀屋さんに指示された場所に供える 葬儀屋さんは次々と盛りかごなどを葬儀会場に運ぶ 花屋さんも次々やって来て 自分のところの花を会場に運ぶ と 同時に私たちは部屋の掃除を始める もちろん勝手知らないお宅なのでアチコチ掃除機を探しまわって・・・である うちの時に玄関に入るときに塩がなくてゴタゴタしてしまったので 手桶に水を汲んで 皿に塩を盛って準備             コレも後から塩が足りないとか葬儀屋さんからやり方の指示が入る                         うちの葬儀屋さんは何もチェックしなかったんだろうなぁ ちょっと汗ばむぐらいのお掃除を終えると 蝋燭の残を気にしつつ 後は香典の仕事だけ 集落で違うと思うが コチラでは葬儀会場に行かない人は自宅に来る事になっているらしい この集落は大所帯で130世帯あるとか・・・ 私たちがいた16時位までで60件位来たのかな その度 座っていたのを 立って玄関に行って正座して挨拶して ハガキ渡して戻る 来る時には団体で来たり 数分差で来たり 落ち着かない お陰様で帰宅後は臀部がしっかり筋肉痛になってしまった お留守番は火葬場で参列者達が御握りを食べている時に コチラにも同じ物が届く 昨日は13時からの葬儀だったので早めにアチラでも食べたらしく 11時前には届いていた ラップに包まれた塩おにぎり2個入りのパックと 3人で1パックの漬物 残念な事に 丸だか三角だか判らない御握りで うちの葬儀屋さんの方が美味しそうだった そして 葬儀が終わると 盛り篭や花がまたコチラに届く すると 五七日法要の折り詰めと洗剤が留守番にお礼として届いた 思ったよりお土産が多くて恐縮してしまう 今回の葬儀場は市内でも人気の葬儀屋さん うちの葬儀屋さんは1日1件だけだったが コチラは2つも3つもやってしまう 姑はうちの葬儀屋さんに 食べるものが無くてダメだった と言っていたのでどんなものかと 自分用にいただいた物を見てみると・・・                    鯉の煮つけが入って 昔ながらって感じかな うちの方の折り詰めは   初七日の時のものだが                    うちのほうもソレほど悪くない気がする 献立が年寄り向けか 今風かの 違いかな・・・・ うちの方の親戚で五七日法要には誰も出席しないと姑が決めたが 新聞のお悔やみ欄を見て 昔からの本家に当たる家で問い合わせてきたらしい でも姑は行かなくて良いと断ったそうだが (コレって断るもんなのかな) 結局 葬儀会場に来てくれて ご主人様は真っ青 本来なら五七日法要に呼ぶべき人だから・・・ 喪主に折り詰めと饅頭を多めに頂いたので 結局後から大急ぎでお届け 姑はこの日はジャガイモを植えつけていたそうな・・・ お留守番をしていた時も 姑の空気を読まない発言で気を悪くされた話を聞いたが 同じ市内に住んでいながら兄弟の葬式にも出ないなんて やっぱり非常識 そんな親の背中を見ているからご主人様たち姉弟はソレに違和感を感じないようだ 私は仲違いしようとも葬儀は常識的に出るべきものだから出ようと思うし そんな背中を子供に示したいな と思う とっても多くの花や盛り篭で今回の葬儀は賑やかだった 兄弟なのに香典も届かないって 常日頃の付き合いが悪かったからって事だよね なんか いろいろ考えされられた葬儀のお留守番だった

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