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テーマ:読書備忘録(1353)
カテゴリ:小説
発売当時より高い評価なのを存じておりましたが、読んだのは映画化が決まってからでした。
歌舞伎を題材にした小説です。 あらすじは、書籍購入サイトなどで紹介されておりますので、そちらをご覧になられて下さいまし。 はまりました。というか、こちらの小説は人物の心理描写が異様に少なく、行間を読んで判断するしかないのですけど、正解を与えられないためか、そのもやもやすること。 ヒントとしましては、合間にさしはさまれる歌舞伎の演目が隠喩となっいる場合があります。 そして、さすが作者の吉田修一は一筋縄でいかず、読者のミスリードを誘っているようなところがあるのに、最近気づきつつあります。こちらは、追い追い述べさせて頂ければと思います。 もやもやを解消するために感想をアップしているところを覗いて回ったりしましたが、新聞で連頼されている間より感想を記されている方もおり、造形が大変深く、面白い意見、うならされる意見などを拝見し、大変ためになりました。 私は単行本でまとめられてからですし、小説の章を追ってというよりは、気になるところを徒然になどと思っておりますので、ネタバレはちょっとなどと思われる方の為にはその旨表記しながらとは考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.23 23:39:01
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