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本日はすももと彼氏のご両家の会食でした。
数年前の惨劇の記憶も生々しく、一抹の不安を抱きつつ本日のランチ会食を迎えたもも家でありましたが、 この日記を読んでくださってる殆どの方々の期待を裏切り、 滞りなく、和やかに、何のネタもなく、会食は終わったのでありました。 しかしネタがないからといってこれで終わる訳にもいかないので、 詳細をご報告いたしましょう。 まず、もも家。これは言わずと知れた酒樽に住んでるような一族であります。 しかし相手方のM家。こちらは驚きの下戸一族でありました。 が、両家とも、相手方の状況を聞き及んでいましたので、さほどの大問題にはなりませんでした。 場所は三宮の某和食店。予約は1時。 もも家。10分前に到着。すでに喉が渇いている。 M家ご一行。大阪から来るのに事故渋滞に巻きこまれ10分の遅刻。 私達3人はM家ご一行が到着する前にこっそりビールを飲むかどうかを真剣に検討していた。 掘りごたつの個室だったので、ささっと飲んで、掘りごたつの中に隠す計画までたてたりした。 しかし、計画途中でM家到着。 ご挨拶を済ませ、乾杯のビールを頼むももパパ。 「すみません。ビールを・・・3本・・・いや、2本・・・・・・いや・・・」 パパは飲まないM家ご一行を前に言いよどんでいる。 「あっ!5本お願いします!!」 横から100万$スマイルで平然と大量注文に踏み切るママをもも家全員で制しながら 「すっ・・・すみませんっ!!・・・こういう家庭なんですぅ~」と 苦笑い&後ろ手でママの足をツネり、とりあえずビールは3本で始まった。 料理は会席料理。 M家のご両親もとても社交的で話も弾み、なかなかいい感じに会食は進んでいる。 15分後。 ビールをグラス半分飲んだだけの、M家の次男が、驚くべき茹でダコ状態で「烏龍茶~」と注文している。 聞きしに勝る下戸一族だ。 ビール3本は瞬く間に空き、私とももママは空のグラスを持て余し、更に2本追加。 「ほらね。結局5本でしょ?」ママが小声で勝ち誇ったように言った。 その2本は殆ど私とママがお互いに注ぎ合っこしてなくなったのだけど・・・ M家のお父さんは『酒豪相手の会食だから・・・』と、かなり頑張ってくれたのでしょう。 普段は夏場でもビールの小ビン1本を2日がかりで飲むという人なのに、今日はグラスに3杯も飲んでくれました。 飲んでも別に酔っ払ったりしない人だったのですが、かなり顔が赤くて、いくら飲んでも顔色一つ変えないもも家の面々はちょっと心配してしまいました。 そして、ももパパも大っきらいな魚を食べてました。 パパがハマチの刺身を食べてる姿なんて、生まれて初めて見た事です。 そんなこんなで、2時間余りのご会食は、もも家の過去の悪夢を取り払うような とても「いい感じ」のままお開きとなりました。 すももも彼も2度目同士の結婚です。 本人達が思うよりも親達の「幸せになってね」の願いはとても強いものなのだと思います。 飲めないお酒を飲んだり、食べない魚を食べたり・・・些細な事だけど、いつもなら絶対にやらないことも、親はやるのですよね。 親や家族の好き嫌いなんかで、今更、破談になるわけもないってわかってるのに・・・ ママは朝、わざわざ私の部屋まで来て何度も洋服を着替えては 「すももが肩身が狭い格好したら可哀相だもんね~」と、悩みました。 私は親じゃないからそこまで思わなかったけど、でも、そういう両親の姿を見て、 「すもも、今度は幸せにならないとね!!パパやママの為にも・・・」 と、心から思ったわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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