759077 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ふたりネコ

ふたりネコ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

桃尻7188

桃尻7188

Calendar

Favorite Blog

凍えたココロ wwナノwwさん
close to you なな(*^-^)さん
*・・・前を向いて歩こ… puppy0111さん
クレバな毎日 tonotono5531さん
とりあえず日記 kaxukoさん

Comments

桃尻7188@ Re[1]:初心に却って。(09/01) wwナノwwさん >桃尻さん、こんばんは。 …
wwナノww@ Re:初心に却って。(09/01) 桃尻さん、こんばんは。 お身体の調子…
桃尻7188@ Re[1]:初心に却って。(09/01) †雅歌†さん >ももちん、こんにちわ。 …
†雅歌†@ Re:初心に却って。(09/01) ももちん、こんにちわ。 むぎです。 …
桃尻7188@ Re:ゆっくりと。(09/01) 抹茶花さん >「千里の道も一歩から」 …

Freepage List

Headline News

2006.06.09
XML
カテゴリ:安定
やっと解放(〃ε〃 )

というのも大袈裟だが、ずっとずっと家に帰りたいと言っていたので。

今夜は外泊許可がおりたのだ。

たった3泊の入院だったが、其れでも結構辛かった。

火曜の夜中、私は酷い頭痛と吐き気で旦那に病院に連れて行ってもらった。
その日は一日、吐き気が酷かったのだが、そのうち治まると思っていたのだが、まったく夜になっても変わらず。何も食べていないのに、胃液を吐く。頭も割れそうな程痛む。病院が嫌いな私は出来れば、自分の口から

『病院に行きたい』

等とは言いたくなかったのだが、我慢の限界だった。
その日は夕方からお酒を飲んでしまったせいもあるかもしれない。
最近、食事がとらない癖にアルコールだけはどんどん増えていくようになっていた。
朝昼は食べないか、過食嘔吐するか。
夜はアルコールと梅干し。
そんな生活が一ヶ月程続いていた。
体重は少しずつだが、確実に落ちていた。
自分でも、どんどん体からエネルギーというものが抜け落ちていくのを感じてはいた。
ずっと震えが止まらず、起きていても体は鉛のように重く。
でも、このまま食べずに衰え死んでしまってもいい、そうも思っていた。

『私なんて行きてる意味もない』

そう思っていたから。

でも、自分で助けを求めてしまった。
滅多に病院に行きたい等と言わない私だから、旦那もすぐに病院に連絡してくれた。
病院に行って、この頃全く食べていないこと、過食のこと等を話すと直ぐに入院という事になった。
入院は嫌だと言い張ったのだが、旦那も其れには応じてくれなかった。
今の私をこのままにはしておけないと。
点滴を打つ時に、腕の傷もばれてしまい、その事についても聞かれた。
でも、うまく答えられなかった。自分の状態を簡単に説明する事は難しい。
兎に角、今は体力を回復すること、少しでも食事をとって睡眠をとること。
其れが出来なければ、ずっと入院したままだと言われちゃって・・・。

この二日、なんとか我慢してご飯を食べた。食べた量をチェックされるので誤魔化せない。
食べないと点滴。それの繰り返し。
退院したい!という一心で、今は食べるしかないんだと自分に言い聞かせた。
勿論食べても大体吐いてしまっていたけど。
でも、過食ではなく、少ない量の食事で吐くというのは結構辛い。
どうしてももっと食べたい、という欲求が出てきてしまう。
それでも決められた食事しか食べられないから、過食も出来ない。
かなりストレスになった。
しかも、私の行った病院はうちのホントに近所なのだが、専らやぶ医者で有名だ。
検査はしてくれていたが、他は殆どほっとかれっぱなしだった。
入院患者も私以外は全員おばさん、もしくはおばあさんしかいなかった。
夜中にしかも、若い(若くないんだけどね)私のような患者が入院したから、やたら奇異の目で見られた。
私は人に注目されるのが嫌いだ、気持ち悪くなる。人の視線が怖いから。
個室に入れて、なんとか少し落ち着きを取り戻したものの、周りの患者は気が狂っているのか
喚き散らす人が多く、夜中でも怒鳴り声やらが聞こえていた。
此れでは休める筈もない。
でも、強い眠剤を貰えていたため、比較的睡眠はとれていた。

そんなこんなで少し体重も増え(また減らさなければ)外泊許可がおりた訳だ。

やはり我が家は落ち着く。
リリィも寂しい思いをしていたのだろう、私が抱っこすると
グルグルグルグル言い続けた、なんて可愛いんだろう☆
ごめんね~、寂しい思いをさせて。
ちょっとは痩せたかい??
「いえ、食欲は別です」
そう言わんばかりに、食事にがっついてました(* ^ー゚)
それでいい、それでいいのだ!!
リリィ迄、食欲なくしちゃったら悲しいもん。
ちゃんと元気でいてくれなきゃ。

雨上がりの空の下を歩いていて思った。
雨の匂いって好きだな、湿気を帯びて少し重くなった空気が鼻をくすぐる。
木々や花達が水を欲しているのが分かる。
私も雨に濡れるのが好きだ。
昔っから、よくびしょ濡れになって帰ったものだ。
傘があっても、何か嫌な事があった時は雨に打たれて学校から帰った。
全部を洗い流してくれるような気持ちになれる。
頭からつま先まで、ぜーんぶびしょ濡れになると雨と一体化したような気分。
空と土と何もかもが私の味方だと。

何時だったろう、物凄い土砂降りの中を歩いて帰ったな。

高校生の頃だ。
その時仲良くしていたに裏切られた時。
私はどちらかというと進学校と呼ばれる女子校に通っていた。
3年の最初迄部活をしていたため、部活を引退した後はそれなりにカラオケに行ったり遊んだりもした。
その時、他校との合コンというものが流行っていて、私は合コンには全く興味がなかったから、其れだけ
は断っていた。なのに、ある朝学校に行ったら、クラスの目が変だった。
一番仲の良かった子も話してこない。
他の友達に聞いたら、

『合コンで男とやりまくってるって噂だよ』

へっ??合コンなんて一度も行った事ありません。
何それ??誰がそんなデマを。耳を疑った。
誰がって聞いたら、私の親友が言ってると。
親友に話をしようとしても、完全無視。其れからまた孤独な日々が始まった。
女子校なので、そういう噂は直ぐに広まる。
違うクラスの子からも軽蔑の眼差しをくらい、どうしていいのか分からなかった。
結局卒業まで、その子とは話をしなかった。
私にとって、親友だったのに。
其の時以来、リストカットが酷くなった。
理解してもらいたい人に裏切られるのは、心底辛い。

それ以来、友達を信用することも誰かに理解してもらうこともやめた。
裏切られるなら、最初から信じなければいい。
期待して裏切られるくらいなら期待などしたくない。
きっと人生って、裏切って裏切られて、の繰り返しなんだろうな。
どうして裏切るんだろう。
大事な人を裏切るってどんな気持ちなんだろう。
それとも、裏切られる方が悪いのだろうか。
でも、私は自分の信じた人を裏切りたくなどない。
裏切るくらいなら、いなくなったほうがマシだ。
人を傷つけるって、其の分自分も傷つく筈だ。

だから、私は誰も信じないし、裏切ったりもしない。
もし、こんな私でも本当に信じてくれて、友達になってくれる人が出来る迄は。

私の好きな林檎ちゃんの詩を今日は綴ります。


心と云う毎日聞いているものの所在だって
私は全く知らない儘大人になってしまったんだ

頬に注いだ太陽に肖る快感
前を睨んで性を受け直す瞬間
手に取って触るだけで 解った気になっていた私に然様なら

妙な甘えでもう誰も失いたくない
逢って答えをそっと確かめたいけど
触れ合いに逃避するのは禁止 戸惑いつつも変えているんだ

生まれてしまった恥じらいを今日嘲笑わず耐えて居たい
私は何度溺れたとして泳ぐことを選んだんだって


宵の苦悩に苛まれながら覚醒
縦横無尽に感じ剥がしていく行程
此処で見抜いて新しく会って 向き合う私に気付いて

汚れてしまった恥じらいを今日受け止めて添いたい
私は何度堕ちたとして生きることを選んだんだって


雲すらとうに逃げた後の秋ヶ瀬公園は
私の全く知らない様な刺々しい冬を唄う
心を云う毎日聞いているものの所在だって
私は全く知らない儘大人になってしまったんだ


『心』
この曲を聴くと汚れてしまった自分でも生きていこうと思える。
私は大人になる事がとても嫌だった。
ずっとティンカーベルのようでいたかった。
周りの大人のように汚い事を簡単にやってのける大人になるのが怖かった。
それでも、大人にはならなくてはならない。
自立して、自分の足で立たなくてはならない。
大人になるということと、汚れるということは違う事なのだろう。
汚れてしまったのは自分の弱さ。

今日の空に思う、どうかこれ以上汚れた世界を私に見せないで。
小さくていい、願いも幸せも。
ほんの少しの光でいいから。

-----------------------------------------------

昨日、コメントを下さった方々、本当にありがとうございます。
とても暖かい気持ちになれました。
一人一人に返事をしたかったのですが、これからゆっくりしますのでお待ち下さいね。
体の調子も良くなってきています。
皆様が支えて下さるので、私も頑張れます。
どうかこの感謝の気持ちが伝わりますように☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.10 01:04:02



© Rakuten Group, Inc.
X