カテゴリ:エルサレム観光
エルサレム・デー::Yom Yerushalayim にちなんで?? と、いうか、またまた ホロコーストの話題でございます。。 いえいえ、地味に関連していることなんですけどね。詳細はエルサレムデー参考。 以前、東条英機をゴールデンブックに載せようと、 ・2009年02月02日:A級戦犯の東条英機とユダヤ人 しかし、このゴールデンブックというものがどこにあるのか?? Umeさんが在日イスラエル大使館に問い合わせてくれ、 (ありがとうUme san) そうして、私も在イスラエル日本大使館へ問い合わせていました。 2006年のイスラエルは 小泉元首相来イスラエルと同じ時期に日本の相撲もイスラエルへ来ました。 小泉さんに会いに行きたかったのですが、テルアビブは素通りでございました・・。 小泉さん、イスラエルの中東平和とともにYad Vashem も訪問しました。 そうして、小泉政権時代、現首相の麻生氏もここを訪れています。 ・2009年04月26日:エルサレム観光 (2) Yad Vashem までの道のり ・2009年04月23日:Yad Vashem 訪問:エルサレム観光 (1) 【万国民の正義の人】とされた元リトアニア領事館副領事・杉原千畝氏については、 改装なったヤド・バシェムの歴史展示館内、 『ユダヤ人を助けた世界のひとびと』のコーナーに杉原氏の写真も展示して欲しい、 と、2006年の小泉総理来訪の際、Yad Vashem 側に申し入れました。 また在イスラエル日本大使館側でも数度申し込んでいるようですが、 今だにオスカー・シンドラーの横には杉原さんの写真が展示されていない。 ※Yad Vashem へ行った際には、必ず「なぜ彼の写真がないのか?」聞いてください※ ちょっと純一郎に感激!! そういえば、靖国参拝も行きましたね。 杉原千畝氏、2010年は生誕110周年ですね。 あと、テルアビブのヤフォに彼の名前のストリートがあります。 ウキペディアのヘブライ語版で発見しました。 そうして、この【ゴールデンブック:Golden Book Certificate】というものは 「シオニスト運動に貢献したとされる世界中の個人や団体名称が記されている本」 シオニスト運動ですか・・・・、世間が騒いでいるシオニストですか・・・。 ゴールデンブックには数種類あってそればかりではありません。 そっか、シオニスト運動か・・・、日本では印象悪いですね。。。。 Yad Vashem は政治的なことに携わらないということですので、全く扱いが違う。 杉原千畝氏 ⇒ Yad Vashem 樋口季一郎、安江仙弘 ⇒ Jewish National Fund ヤド・バシェム政治的なことに携わらない・・・う~ん。ちょっとそれは微妙だな?? 理由は:Yad Vashem で解雇となった男性のこと、と Yad Vashem fires employee who compared Holocaust to Nakba By Yoav Stern / Mon, 2009年05月04日 / haaretz Yad Vashem has fired an instructor who compared the trauma of Jewish Holocaust survivors with the trauma experienced by the Palestinian people in Israel's War of Independence. 先日のローマ法王;ベネディクト16世スピーチに対してのYad Vashem 館長の嘆き。 ・2009年05月13日:ローマ法王とユダヤ人の関係 ・2009年05月11日:Yad Vashem スピーチ:エルサレムポスト社より 救出した人数は杉原氏のほうが多いはずですが、 ドイツ人のシンドラーの写真を飾っている理由は何でしょうか?? Yad Vashem Authority の基準がよく分かりません。 また、この【ゴールデンブック】とともに【ゴールデンブックの碑】もあるようです。 ともかく、帝国日本軍人を【万国民の正義の人】にのせるには、 Yad Vashem 側では、規定の証言が集められれば登録は可能ということです。 証言を集めるためには、彼らが助けたユダヤ人はアメリカに渡っています。 困った・・・シオニスト運動を助けた人から正義の人にするためには証言が必要となる。 どちらにしてもイスラエル側で彼らの存在をあまり知られていないのは 日本人の血を引く私としては、ひじょぉ~~~~~に、悲しい。 と、思っているイスラエル在住日本人は、私だけかもしれない・・・。 樋口季一郎、安江仙弘はすでに【ゴールデンブック】に登録されています。 問題は東条英機ですよね。 ホロコースト生存者の年齢が高齢化しています。 杉原千畝領事に助けられ日本を通過した一ユダヤ人、 レオン・ランチャートさん 杉原さんがどうしてビザを出して、シベリアを通過して中国に来たのか、 そうして満州には誰がいたのか・・・。さぁ!! 日本史の勉強です。 インターネットは本当に便利ですね、 約5年ここにいても去年まで私はパソコンがありませんでしたから。 ゴールデンクリックありがとうございました!!! 在イスラエル日本大使館、在日イスラエル大使館とも高感度が120%です。 【ゴールデンブック】は、Keren Kayemet Le’Israel (Jewish National Fund) 俗称:Ka’Kal が設立された1901年から存在し、管理はKa'Kalのエルサレム事務所がしています。 閲覧を希望する場合はエルサレム事務所にて照会。 住所: 1,Ka’Kal Street, Jerusalem, 電話: 02-670-7411 【ゴールデンブックの碑】も、上記Ka’Kalの敷地内の丘に立っているらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Schindler's Listの映画を観たときに、最後に生存者がイスラエルにあるOscar Schindlerのお墓参りをする、というようなシーンがあったと思います。彼に助けられた人には後にイスラエルの宗教大臣か何かの役職にのぼった方もいたそうです。
シンドラーは安いユダヤ人労働力を目的に最初はユダヤ人を雇用しましたよね。後に救出に変わったわけですが、、 そういう意味では杉原さんの方が人道的なんですよね。 やっぱ知名度とか政治力ですかね?? (2009年05月22日 17時26分15秒)
私の記憶にもそのシーンがあります。本当は杉原氏を題材にしたかったようです。真相はどうなのでしょうね?
それに、杉原さんのほうがもっと有名で英雄扱いとなっています。ストリートに名前あるし、記念切手も発行されていますからね。が、しかし、実際ドイツにいたので当時のユダヤ人の貴重な書類などを持っていた、本場ドイツですからね、リトアニアじゃないですから。 Yad Vashem Authority 、そうして Ben Gurion AirPort Authority、イスラエルは Authorityという言葉が好きなのかしら(笑)、Authorityって言われたら、手足でないべさ。。って北海道弁です。 ね、くみぽんさん。ちょっと比較してみてください。Yad Vashem にささげる花束、(日記で菊の花の話していたでしょ) 日本:菊の花(だと思うけど写真が良く見えない) 法王:黄色ガーベラ+白カーネーションhttp://plaza.rakuten.co.jp/momojp66/diary/200905110001/ イスラエル:黄色とオレンジのガーベラ http://plaza.rakuten.co.jp/momojp66/diary/200904250000/ イスラエルではお葬式に一度しか言っていないので、葬式用の花花に色で何なのかわからないが、(あまりそういうのなさそうです)、こうして訪問者の花束を見比べてみるのも国柄が見えるようで、違った発見が出来ます。 (2009年05月22日 20時11分11秒)
小泉さんが来たときに、ちょうど第二次レバノン戦争が始まっちゃって、ほとんど報道されていませんでしたね。懐かしい・・・
本当にBonBonさんの記事は、ためになるし、面白いな~。個人的に東条英機に一票入れたいですね。 (2009年05月23日 00時33分29秒)
イチゴのブログ、面白かったです。今日の記事も興味深く読ませていただきました。
杉原千畝氏の写真がまだ掲示されていなかったとは!早く掲示されるといいですね。杉原氏の取られた行動は、日本人の誇り。大きな励ましですものね。 ・・・余談になるのですが、10年ほど前、杉原千畝氏研究書を著されたボストン大学のヒレル・レビン教授とお会いする機会がありました。研究書は、素晴らしいものでしたが、私がじかにお便りし、お話したレビン教授もまた、大変温かいハートの持ち主でした。研究者としても教育者としても偉大な人物だと、感激した思い出があります。 ある高等学校でのレビン教授の講演の様子も拝見しました。「イジメ」について話され、学生達に質問されたのですが、非常に知的で洞察力に富むと同時に、初対面の多くの学生の心を開かせ、平凡な一人ひとりが勇気を持って行動するよう、励ますことのできる方であると実感し、ユダヤの魂に触れる思いでした。 Nakubaについては、真相がいまひとつわかりません。当時のイスラエル以外の報道関係者が、誇大宣伝したために、かえって難民が増えるなどの惨事を招いたといわれていますが、どうなのでしょうか。 雑誌「みるとす」で読んだのですが、BBCの関係者は、「虚偽の報道をした」と、後に証言したそうですよ。 BonBonさんが言及されたYad Bashemの職員の解雇は、ホロコーストの独自性を認識するなら、ホロコーストをNakubaやほかの虐殺と比較したり、原爆投下を含む他の虐殺をホロコーストに例えたりすることはできない、という立場を明らかにするためのもので、政治的なものとはいえないのではないか、とも思うのですが、どうでしょうか? (2009年05月23日 01時01分59秒)
ああ、そうだ、第二次レバノン戦争の時だね! それと、相撲も似たような時期に来ていたので、そっちのほうが万人にとっては嬉しい出来事だったかも。2006年ってチャンネル10も日本の国旗を使っていたの覚えています? イスラエルにおける、日本の年だったんじゃないのかな??
それがですね、Keikoさん。【ゴールデンブック】に登録されたお二方;樋口季一郎、安江仙弘を説明する時は、「イスラエルの建国を助けた・・・」とネットではなっていました。。。。ちょっと検索掛けてみましたら、そう書いておりました。。。 Yad Vahsemへ行かれることがあったら、「senpo」はどうしたのと、嫌味っぽく聞いてください(笑) (2009年05月23日 01時36分23秒)
イチゴのブログは英語を訳していませんでしたが、あらためて訳を追加しました。
杉原氏の写真は、私のブログを参考にイスラエル観光に来る日本人がどれくらいいるかわかりませんが、日本人観光客が訪れるたびに彼の写真のことをYad Vashem に尋ねることによって、変化があるのではと、期待しています。 Yokoさんて、是非お会いしたい。私もラビ・トケイヤ-さんが、生きているうちに連絡を取って帝国軍人の特に東条英機に関してお話したいと思っています。ユダヤ人の考え方からは本当に学ぶことはたくさんありますね。5年前にある女性が私に教えてくれた本があります。英語名は The Ethnics Of The Fathers これってTalmud からのエッセンスを本にしたものです。いまだに本屋さんに行ってこの本を調べていないのですが、私がタルムードに興味があると言ったら彼女が教えてくれたんです。 Nakubaは、実はそんなこと行っていたのも最近知ったんです。(テルアビブって本当にアラブ人と接することが少ないんですよ。)イスラエル側にいる私は独立記念日花火嬉しい! BBCの関係者は、「虚偽の報道をした」・・ありえるでしょうね。本当にこのパレスチナとイスラエルの関係は外部者側によって更に複雑化され、混乱させられているのではと感じますよ。Nakubaですか、ヨルダンもエジプトにも十分責任ありますよね。 (2009年05月23日 17時41分58秒)
Yad Vashem 従業員解雇はYad Vashem側の言っていることもわかります、ただ、どうして、比較したことを「政治的なことを持ち込んだ」と言ったのか? そこにちょっと疑問を持ったんですよね。そうして、Yad Vashem の意味が以下のことを示しているのなら、彼の言っていることもわからなくない。
"Yad Vashem talks about the Holocaust survivors' arrival in Israel and about creating a refuge here for the world's Jews. I said there were people who lived on this land and mentioned that there are other traumas that provide other nations with motivation," Shapira said. Yokoさん、本当にイスラエル来てください、待っていますから!! (2009年05月23日 17時43分29秒) |
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