改造手術?
先日から、うまく転卵できずに孵化以前の卵持ちのママンがいると書いていましたが、昨夜、彼女に改造手術を行いオレンジ色の卵を取り除いてしまいました。理由は「そこに水カビが発生したから」卵だけならまだしも、ママンエビにも影響が出るかもしれないので、無理を承知というか無謀というか、この改造手術がママンの生命を脅かす可能性も高いことを承知で、水カビ卵の除去に挑んでみました。多分、摘出には成功しましたが、お元気卵も一緒にくっついてきてしまったのは残念。でも、この卵も水カビ菌に侵されている可能性があるので、水槽には戻しませんでした。摘出した卵、一応は加工してグロさを落としてみましたが、私自身がグロには強いのでどこまで落とせばよいのか、さっぱりなのでグロ耐性のない方は薄目を開けて、グロ画像を通り過ぎる所まで進んでくださいませ。 そして摘出後のママンはこちら。 ママンもお疲れのため、水草につかまってお休み中のため見づらいのはご容赦ください。お腹の後半部分がなんとなくスッキリしているのが、お分かりいただけるでしょうか。ここまで取っておけば、癒着していた部分もスッキリして後ろ足が自由になるので、多少の水カビ菌には抵抗できるかな、なんて思ったりして。後は、お腹の前のほうにも1つポツンとあるのが気になりますが、ここは危険すぎるのでパス。だって、お腹の後半部分ですら力加減が難しくて、怖かったんだもの。先がL字型で尖っていないピンセットで、優しくゆっくりと卵の辺りを前後にゴニョゴニョと動かして、なんとか(私にとっては)奇跡的に外せたのですから。ママンが動かないように頭部をかる~く抑えながら、後ろ足が千切れたりしないように卵だけを除去するというのは、普段からガサツな私には至難の業と言っても過言ではありませんでしたで、そんな改造手術を受けた今朝のママンは、こんな感じです。 無事に生存していました!よかった~実は改造手術をしたものの、時間が5分近くかかってしまったので、ものすごく心配だったのです。活きエビとかでオガクズに詰まって売られている子もいるとはいえ、そういう子たちとは比べようもないこの体の小ささでの5分は長いだろうと思うと、心配で心配で。一粒だけ気になる卵がありますが、あれはギリギリまでパス。本気で怖いからあの卵がどうかなる前に、みんな孵化してくれないかなぁと願ってたり。