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私にとって、あまりにも切なすぎる1枚です。 だから今まで載せる事が出来ませんでした。 亡くなる4日前、10月8日の桃香。 最後にご飯を無理やり食べさせた直後の1枚です。 それでもほとんど食べませんでした。 そしてこれを最後に無理やり詰込むのはやめました。 流動食に変えました。それもほとんど食べてくれませんでしたが。。。 この頃は、もうだいぶ食欲がなくなっていて、口に詰込んでも飲みこんでくれなくなっていた桃香。 それでもまだ私は口に詰込むだけ詰込んで無理やり食べさせようと試みていました。 「いやぁ・・」 力無く抵抗する桃香をしっかり抑え、口に詰込んだ。 そしてその時、ガチン!噛まれました。 その時の血豆だけ、まだ私の爪の中に残っています。 桃香が残した最後の抵抗の証。 爪は伸びる。そしてこの血豆もなくなる。 これ消えるの淋しいなぁと血豆を見つめている私です。 そんな風に無理やり抑えつけてご飯を詰込んだ私の腕の中で何故か こんなに慈愛に満ちた(ように私には見える!)微笑をたたえている桃香。 なんでこんなに優しい顔で微笑んでるの?? この写真を見たとき切なすぎて胸が締め付けられました。 口をこじあけ、ご飯を詰込んでいた私はきっと桃香にとっては鬼のような存在 だったはずなのに。 ・・・ごめんね、桃ちゃん。 微笑む桃香の後に後光が見える! ・・・見えないけど。。。 この夜から、前庭の発作で顔が変わりました。 なので、桃香が見せた最後の微笑みだったと言っても良いと思います。 亡くなる2時間前のうさぎの服での笑顔もありますが、あれは多分 桃香を知らない人が見たら笑ってるようには見えないと思うけど 誰が見ても「笑ってる」って言える桃香はこの微笑が最後です。 安らいだ柔らかい微笑みをたたえているこの桃香の顔を見ていると 胸が痛くなります。 本当にこの時は力尽きる直前だったから。 今まで見せてくれていた元気いっぱいの満面の笑みではなく、 フニャ~っと力無く微笑んでいる桃香。 この時は痙攣もひどく、もうかなり苦しかったと思うし、辛かったと思うのに こんな温かな微笑みを見せてくれた。 どこまでも愛しい存在だったな。。と改めて感じます。 この時の事を思い出すとあまりにも切なすぎてどうしても直視出来なかった写真 ですが、やっと日記に載せる気持ちになりました。 最後に桃香が力を振り絞って見せてくれた「微笑み」をちゃんと残しておきたかったから。。。 元気だった頃の桃香の笑顔から比べると何て儚げな笑みなんだろう。。。 命の灯火が消える直前に見せた奇跡の微笑みなのかもしれない。 これから先も私はこの写真を見るたびに最後の最後まで生きる事を諦めなかった 桃香の頑張りを思い出し、自分も頑張らなくちゃと思うだろう。 桃香が私に残したものはとっても大きい。 ただのペットの死ではなく、生命の煌きを見せてくれたと思っている。 私が今尚、こうして日記を続けているのは、桃香が残してくれたたくさんの メッセージを決して忘れないようにする為なのかもしれない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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