テーマ:愛する家族(1621)
カテゴリ:家族。
2月に亡くなった父のことを書いています。
こういうことを、【ブログのネタ】として書くことに 違和感をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが 私の備忘録でもありますので 何卒、ご理解をお願い致します。 *** 昨日までの記事 ①救急搬送。 ②入院。 ③面会。 ④臨終 の続きです。 亡くなったその日のうちに家に帰った父の亡骸は 葬儀屋さんの手で和室に手際よく丁寧に安置され その後、葬儀の段取りなどのお話。 最初は【小さなお葬式】にするつもりでしたが 本当に【小さなお葬式】すぎたので、葬儀屋さんの通常の一般葬のプランにすることに 通夜食はいくつか?香典返しは何にするか?数量は? 祭壇、枕花、棺桶などなどのランクはどれにするか? など、本当にたくさんの事を決めなくてはいけませんでした。 とにかく自分たちが直接かかわって葬儀を出すのは初めてなので 分からないこと、びっくりすることもたくさんありました。 そして、全部決まったのが翌日の午前2時ごろ。 結局その日は家族全員一睡もせず朝まで過ごしました。 お昼前には、葬儀屋さんがいらして湯灌(ゆかん)してからの納棺。 湯灌とは?納棺の前に故人をお風呂に入れて清めること 湯灌ね、本当に丁寧でびっくりしました(男性1名、女性2名で行われました) 携帯用の湯舟を和室に設置して、 石鹸やシャンプーをしっかり泡立てて 体はスポンジで指の間や足の裏まで 髪もしっかりシャンプーで丁寧に洗って 最後はちゃんとお湯でシャワーにして洗って下さるんです。 男性が頭と顔を、女性が体を・・・ 女性は手袋をしていらっしゃいましたが 男性は素手で顔を頭を綺麗に洗って下さいました。 その様子は【どうぞご自由にご覧になってください】ということだったので 私はその様子をずっと見てました。 洗い終えた後も丁寧に拭いて、髪も整えてヒゲも剃っていただいて 父の89年の人生で一番綺麗になった瞬間だと思いました。 納棺は、開いたままだった口を閉じて 頬あたりに少し詰め物をして 着衣は、着物を着させて足袋を履かせただけでした。 うちの宗教は【浄土真宗 大谷派 東本願寺】 阿弥陀様が迎えに来てくださるので 三途の川を自分で歩いて渡らなくてもいいそうです。 ですので、旅立ちの準備は着物と足袋だけ。 頭に三角の白い布もつけません。(実は私も初めて知った) 湯灌して衣装も整えたら納棺。 そして午後には通夜会場へと 父の亡骸は大好きだった家を旅立ちました。 ***次回へ続く*** ************************** ふたつのランキングに参加してます。 応援☆クリックをお願い致します。 ↓ ↓
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Last updated
2022.05.02 16:53:55
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