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ももも。のおスイス暮らし

ドイツでドイツ語を試す。

(2005.4.1の日記)


      ドイツでドイツ語を試してみる。






      スイスで標準ドイツ語を習っていても、周りはスイスドイツ語をしゃべっている。

      郵便局に行ったって、お店に行ったって、スイスドイツ語。
      私が標準ドイツ語で話しかけると、切り替えてくれる親切な人もいる、多少は…。



      最初は


      「なんで見かけもばっちりアジアンの私に、スイスドイツ語で話しかけるのよぉ~、
       スイスドイツ語はダメです!って、顔に書いてあるやろ~。」



      などと思っていたが、
      長年住んでいる外国人の中には、
      スイスドイツ語はしゃべらないけど理解はできるという方々が多く、
      お互い違う言語(方言というべきだが、方言にしては違いすぎる)で、
      会話が成り立っているのだ。

      ま、お店の人には私がスイスでヒヨっ子。かなんて、わからんわけで。





      はっきし言って、スイスで標準ドイツ語を習うことは、とても適していない。

      でもスイスドイツ語は話し言葉でしかないので、読み書きは標準ドイツ語でなされ、
      私達外国人がまず習うのは、標準ドイツ語だとされている。
      そうじゃないと書類とか読めない・書けないしね。


      とは言っても、かなりのジレンマだ。





      多少、標準ドイツ語ができるようになってくると、周りとコミュニケーションが取れるようになる。

      最初は「あぁら、ドイツ語上手になったじゃな~い」などと会話が始まり、
      一対一の場合は、ヘボドイツ語相手でも、なんとか会話が続く。

      しかし、そこに一人でもスイスドイツ語人がいれば、
      ちょっと標準語で話して、後はスイスドイツ語に逆戻り~。



      標準ドイツ語は外国語なんですって、スイス人にとって。




      ダンナは、

      「標準ドイツ語より英語の方がラクだ~。」

      などどぬかしやがる。





      うぅ~、どうせだったら、

      ドイツにお嫁に行きたかったよぉぉぉ~。












      さてさて、こんなドイツ語学習不適切・スイスの
      とあるスーパーハードな語学学校をなんとか終了した私は、
      自分のドイツ語を試したくなった。

      そうだ、ドイツのマヌに会いに行こう!


      というわけで、2004年9月、ドイツはバイエルンの田舎に向かった。

      今回で3回目の訪問になるこの村は、バイアスロンで有名な村。
      でも日本では全然知られてなく、きっと私くらいだろ、こんなに
      来ている日本人は。村長に褒められそうな勢いだ。


      うちらの結婚式に来てくれて以来、約一年ぶりの再会。

      マヌは私がドイツ語を習っているのは、もちろん知っているが、
      今までずーっと英語でコミュニケーションを取っているので、
      ドイツ語に切り替えるのは、へんな感じだ。
      マヌのパートナー・ロマンとも、そんな感じで英語のまんまでだった。


      ロマンとマヌは村で商売をしているので、日中は私もそこに行く。
      そこではもちろんドイツ語が飛び交っているわけだが、
      あ~初めて来た2年前より、そして2回目の去年より、
      なんかドイツ語がドイツ語として聞けているじゃなーい、などとご機嫌であった。




      ある朝、マヌのお父さんとおばあちゃんの家にブランチに招かれた。

      おばあちゃんは英語はできない。お父さんは英語を勉強中で試したい。
      私もドイツ語を試したいので、ここはドイツ語でがんばってみる。

      私が話すことは、完璧じゃなくても理解はしてもらっているようだ。
      でも、彼らの言っていることが、半分もわからない。

      結局、その場はドイツ語と英語のミックスになってしまった。

      おばあちゃんも私があまり理解できないと思って、お別れのとき、
      おばあちゃんの知っている限りの英語で、私に言葉をくれた。




      「あー、ドイツ語って難しい。」


      帰り道、そう言うと、マヌが

      「ももも。がそこまでドイツ語をしゃべれるようになっていたなんて
       知らなかったから、びっくりした。
       安心して、ここは方言がかなりきついから。」

      と励ましてくれた。



      確かにそうなんだ、知っている単語が耳に入ってきても、
      なにか語尾についていたり、かなり変形している。

      おいでの意味のKomm(コムと発音)が、ここでは「キム」と発音するし、
      今日という意味のHeute(ホイテと発音)が、ここでは「ハイト」

      だったのだから。


      な~んだ、ここの方言もスイスドイツ語並に訛りすぎているじゃなーい。




      マヌの村を後にし、ミュンヘンでチューリッヒ行きの電車に乗ると、
      近くにスイス人女性のグループがいて、話に花を咲かせていた。

      相変わらず、大半わからないけど、なんかオーバー・バイエルン弁よりは
      理解ができた気がしたし、聞き慣れているし、ほっとする。





      あ~、スイスでいっか。おうちに帰ろ~っと。





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