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ももも。のおスイス暮らし

それから

それから



ズンカと兄・クラウスが同じく北ドイツからの友達と3人で、宿に泊まりにやってきた。

あの夜の「方言講座」の成果はばっちりで、クラウスはとても喜んでくれたし、
たったの1泊だったけど、とっても楽しい夜だった。


クラウスが翌朝、私に住所と電話番号を書いた紙をくれた。

そこには

Moin Momomo,
Hope to see you in Plattdeutschland!


平たいドイツで会いましょう。と書かれていた。


まだ見ぬ遠くのドイツが、少し近くなった気がした。




それからも、「ようこそ」とドイツ語でお客さんに挨拶をし続けた。
びっくりする人、笑う人、いろいろだったな。

反応は結構よくって、滞在中も私に親しみを持って、
話しかけてくれる人が多くなった気がした。
新しいドイツ語を教えてくれたりもした。
今度はドイツ語圏に行きたいなーって言うと、
うちにおいでよと連絡先をくれるお客さんもいた。



NZにやってきて、ヨーロッパ出身の友達ができたり、いろいろな人と話をしたりして、
今まで全然興味のなかったヨーロッパ、特にドイツ語圏に興味を抱き始め、
次はヨーロッパに行きたいなと思い始めていた。




あれから希望通り、NZで出会った人々を訪ねて、ヨーロッパにやってきた。
そしてダンナとなる人にそこで出会って、
結婚までして、スイスに住むことにまでなってしまった。

あくまで冗談のつもりで始めたドイツ語が、
こんな形で今は真剣に勉強しなきゃいけないなるとは、
あの頃は考えてもいなかったわけで。



ドイツ語の難しさ、自分のドイツ語のできなさに落胆している今日この頃。
もっと楽しんで言葉を覚えられたらなーって、
あの頃を思い出してこれを書きながら、思うのであった。


目下の私の目標は、

「NZ時代のドイツ語圏の友達に、私のドイツ語を披露して、驚かすこと」

である。




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