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ももも。のおスイス暮らし

憧れのネルソン・レイクス1

あこがれのネルソン・レイクス1



私が日本の生活に戻れず、再びNZに舞い戻ってきたときは、
季節は夏だった。

この夢の生活を引きずっていたのも、戻ってきた理由であるが、
ほかにも理由があった。


「ネルソン・レイクス」を歩きたかったからだ。



ネルソン・レイクスはネルソンから南西約100キロの所にある国立公園。
南島を縦断する南アルプスの北の端っこにあたる。
2000Mの山々が連なり、そしてその雄大な山々の中にたくさんの湖を持つ。
トレッキングのコースも、平らな湖沿いを歩く初心者用から
2000Mの山々を行く上級者用までいろいろある。




バックパッカーのキッチンには、
ネルソン・レイクスにあるレイク・アンジェラスの写真が貼ってあり、
心を奪われた。
世界をいろいろ見てきたボスの、
5本の指に入るほどのお気に入りの場所である。


「私にも行けるかな?」ボスに聞くと、

「今は雪があるから危険。夏だったらモモでも行けるよ。」と。

そのときは冬だった。
できれば、夏に戻ってきて、この美しい湖を自分の目で見てみたい。
そう思っていた。


この夏は雨の多い日が続き、そしてやはり夏は繁忙期、宿も忙しく、
なかなかチャンスに恵まれなかった。


帰国が迫ってきたある日、ボスは

「モモの大好きなエイベル・タズマンに行って来い。
 一人で切り盛りできるから、心配するな。」

そう言うと、ボスはカヤック、ハット全部手配をしてくれた。


前回、捻挫をしていて、全部を歩けなかったから、
もう一度行きたいと思っているのを、ボスは知っていたのだ。



今回は北から入り、2日歩いて、最終日にカヤックをした。
楽しい仲間とも会い、大好きなエイベル・タズマンをもう一度歩け、
満足し、ネルソンに戻った。


戻ってきた翌日、キャンセル待ち状態の大韓航空に電話をした。
私の希望日は相変わらずいっぱいで、その3日前なら空いているとのこと。
できるだけ長く滞在したかった私に、3日も貴重であった。
でも観光ビザの期限もせまっている。
結局、希望より3日早く帰国することになった。


「レイク・アンジェラスはもう行く日がないや。」と言うと、


ボスは新聞を見ながら、

「あさってから天気がいい。ラストチャンスだ。
    モモ、レイク・アンジェラスに行って来い。」

そう言った。


心の準備がいまいち整っていないまま、
ボスの言うまま、2泊3日で行くことになった。
前日は、ボスからの詳しいルートの説明。ちょっとナーバスになった。




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