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ももも。のおスイス暮らし

ファームステイ

ファームステイ



シュレビヒ・ホルシュタイン州の北海に面した村、そこで酪農を営むクラウスを訪ねるため、
北ドイツ・ハンブルグからさらに北へ1時間半のある駅に降り立った。

ハンブルグからの車窓からの景色は、それはそれはただただまっ平らで、とても印象的だった。


クラウスの弟でNZに移民したズンカとバイエルン出身のマヌが、よくこの州のことを
「Fish Head」とからかって呼んでいた。魚の頭に形が似ているからとかで。
そして、Fish Head州は雨が多いとも、よく聞かされていた。

が、私が滞在した期間は本当にいい天気が続いていて、ラッキーだった。


クラウス・ファミリーは奥さんと3人のやんちゃな息子達で、
小さな村の中心からさらに離れた所に、大きな家と広大な土地を持ち、牛、その他の動物と暮らしていた。

周りにはほんとに何もなくて、村の中心まで行かないとポストもないから、
郵便を出したかったら、配達員が引き取ってくれるから、と言われた。
朝は、ブルの雄たけびで目を覚ます、そんなこともあった。

 fishhead



ほんと、ここではいろいろ経験させてもらった。

ファームを少し手伝ったり、クラウスが近くの小さな飛行場の管制塔で週数回働いていたので、
そこにもおじゃましたりした。
早朝、霧のはる中、トラクターで空港に30分かけて通勤したのも、おもしろい体験だった。
クラウスの操縦する4人乗りセスナで、周辺を飛んだりもした。
デンマークとの国境近くまで飛んだ。

別の日には、ヘルゴランドという北海に浮かぶ、昔はイギリス領だった島にも飛んだ。
ここはイギリス軍が爆弾処理をした島で、たくさんの火口のような窪みを見た。
別の海岸では、アザラシがごろごろ寝転んでいたり、ヌーディスト・ビーチがあったり、
とても不思議な島だった。後、免税店もたくさんあった。


あと、とても印象に残ることを体験した。日本じゃ絶対できないような。

クラウスが友人宅に干草を届けるということで、一緒に出かけた。
クラウスの運転するトラクターが、干草が山積みになった2台の荷車を牽引する形で。
座席はというと、その山積みになった干草の上。高さ3m近くはあった。
その干草の中に長男のフィンと入り込み、出発した。

目的地の友人の町は、そこからトラクターで(笑)1時間くらい。
途中、この辺りで一番大きな街も通過したので、かなりの注目を浴びた。
あのドナドナな状態がマクドナルドの横を通ったんだから、今でも思い出して笑える。

友人宅に着き、皆で干草を牛舎の屋根裏に移す作業をし、一休みした。


帰りは、空っぽの荷車の上で、フィンとガタガタ揺れながら帰った。
言葉が通じないながらも、干草をどちらが遠くまで吹き飛ばせるか競ったりした。
フィンは空を指しながら、「ヒメル」とドイツ語の単語を教えてもくれた。


フィンは3兄弟の中で、一番私に懐いてくれた。
一緒に折り紙したり、フィンのコレクションを見せてくれたり。




翌年から小学校での英語の授業が始まると言っていたけど、
今となっちゃ、かなり英語しゃべれるようになっているんだろうなー。
私も今はドイツ語が少しわかるようになったけど、彼の英語の方が上かもしれないなー。




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