ももも。のおスイス暮らし

2009/11/14(土)05:24

人工授精。

スイスで不妊治療(8)

人工授精をすることは、急に決まりました。 hMG療法を始めて2周期はタイミング法、3周期目から人工授精と、 先生から最初説明を受けていたんですが、私は3周期続けてタイミング法でした。 その辺、先生に突っ込みたかったんですが、その暇がなかった・・・ というのは、生理が始まると、クリニックに電話をして、 看護婦さんにいつ生理が始まったかを伝えます。 どの量から注射を始めるかを、先生に聞いてもらった上で、注射セットを用意してもらい、 それをあとで取りに行きます。 そのときに卵胞チェックのために、周期11~12日目に予約を入れてもらいます。 なので、生理が始まってから、注射を打ち始めるまで、先生の診察はありません。 先生に会うのは、周期11か12日目のチェックのとき、 そして、このチェックはすんなり終わるので、診察時間を短めにとられていることが多いのです。 先生もすぐに腰をあげてしまうので、相談するタイミングを失ったまま、さよなら~のパターン。 4周期目が始まったときも、またきっとタイミング法なんだろうな~なんて思っていました。 その周期の卵胞チェックの予約と同時に、年一の定期健診も一緒にお願いしていたので、 長めの診察時間を取ってもらっていたので、そこで先生に人工授精のことを聞くつもりでした。 その診察のときに、こちらから聞く前に、 「もう4周期目だね、今周期は人工授精をしましょう。」と、先生。 その日は周期12日目、月曜日でした。 「今週の木曜日はラボが休みなんだよな~。その日にひっかからないといいけど。」と先生。 「今までの周期でも卵の育ちゆっくりめだったから、排卵は来週じゃないですか~。  ラボの休みにはひっかからないですよ。」と私。 こんな会話の後に、卵胞チェックをしてみると、順調に育っている卵胞がありました。 今までの3周期だったら、この時期はまだまだ小さかったんですが、 素人の私にもわかるくらい、周期通りの大きさの卵胞でした。 先生は計算しつつ、「金曜日辺りにできそうかな。木曜日にもう一度チェックに来てください。」 と、あれよあれよという間に、その週のうちに人工授精をする感じになっていました。 まさか今周期人工授精になるとは期待してなかったし、 その上、今週中にできるかもとなって、ただただ驚いているだけでした。 そして、その日から水曜日まで、排卵誘発剤Merional 75を1アンペルで自己注射をし、 木曜日に再チェックに行き、金曜日に人工授精をすることが決まり、 当日の流れ、必要な書類等の説明を受けました。 そして帰る前に、クリニックで排卵を起こす注射Ovitrelle 250を打ちました。 (今思えば、あれが最後の注射になったのだな~。) 当日は、まずダンナが朝7時にラボに行きました。 そこで私達が夫婦であることを証明するために、Familienbüchlein(家族手帳)を見せ、 後で精子を取りに来る私の身分証明書のコピーを提出しました。 そこで精子を取り、その後、精子は検査され、濃縮されます。 1時間半後、私がラボに行き、身分証明書を見せた上で、精子を受け取ります。 ラボの人に精子が冷えないように、容器をブラの中に入れるように指示を受けました。 人工授精は時間が勝負、ラッキーなことに、このラボとクリニックは徒歩5分の距離、 そしてクリニックに着くと、すぐにひとつの部屋に通され、内診台に寝かされました。 間もなく、先生が入ってきて、カテーテルの準備。 そして、カテーテルを子宮内に挿入し、あっという間に人工授精は終わりました。 チクっとする感じはちょっとありましたが、痛みはありませんでした。 その後、内診台をさらに足の方を高くした状態で10分、 それから下着をつけて、普通のベッドで20分横になって、帰宅となりました。 特に指示はありませんでしたが、その日は念のため、家でまったり過ごしました。 少しおりものに血が混じったりした程度で、ほかには何もありませんでした。

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