全羅道方言に喜ぶはまっている「私の名前はキム・サムスン」だけど、今聞いているのは…「プルセ(火の鳥)」のOST(笑) だってね、今は深夜…せつない曲を聞きたいのよ~。 この曲「クナルヒフ(その日以後)」の♪オットケーサラハヌンジィ~~イ♪ を聞くともう~~~、プルセ名場面が走馬灯のように…。 なぜこんなに思い入れがあるのか…理由はこちら↓ 2004年12月28日の日記『プルセ(火の鳥)』イソジン分析 はい~、それはおいといて。 このドラマでおっ?と思ったことを書きとめておこう という、メモ帳日記でございます。 今日は第一弾。方言。 第2回の最初頃にでてきたシーン。 サムスンが若社長にスカウトされて、パティシエとしてレストランに就職した当日のシーンでございます。 見習いパティシエの女の子がサムスンに店内をいろいろ案内していた場面。 この女の子の言葉…ん?なんか懐かしい感じ そして『…アニョラ~、アニアニアンデヨ』あ…これはもしかして。 全羅道なまり? そしたら『わたしの故郷、ヨス(麗水)なのよ』 キタ~~~! なにを隠そう、数年前にこの全羅南道地帯に住んでいたことがあるももなちゃん。 おおおお~~~~。なつかしい~。 ももなちゃんが、韓国ドラマを観ていて、方言を判別できるのが 慶尚道と全羅道(それぞれ北道と南道があります。) そして、だいたいは慶尚道言葉が主流を占めているようである。 それに対し、全羅道言葉は、ヤクザがよく遣う言葉というのが相場。 これには深い事情がある。 韓国の南の東半分にあたる慶尚道と韓国の南西半分にあたる全羅道は 非常に仲が悪い。これを地域感情といいます。 選挙の時には、これを思いっきりとりこんで票の獲得に利用されているのです。 これをつくったのが、パクチョンヒ前大統領ということですが、 金大中大統領がでてくるまで、パクチョンヒから以降すべて 慶尚道出身の大統領がでてきていたのでございます。 そして、全羅道は金大中氏の故郷ハイド島があり、金大中氏の卒業した高校 木浦商業高校があるところ。 ご存知の通り、金大中氏はパクチョンヒ時代から反体制派であったため 上層部にとっては目の上のたんこぶ。 さまざまな妨害を受けてきたのでございます。日本での拉致事件はあまりに有名ですが、 金大中氏が足をひいて歩いているのは、その当時、仕掛けられた交通事故によるケガの後遺症です。 というわけで、金大中氏の影響もあり、全羅道は政権に無関係といっていい状況。当然捨てられた地域といってもいい地域。 全羅道は発達の芽をつまれ、たいした大企業もなく、仕事といえば農業という悲惨さ。 当然無職のものが増える。 そして、ヤクザがでてくるのも仕方ない。 ちなみに、ソウルに上京して職を求めても 全羅道出身というだけで断られたりすることもあったそうな…。 は~~、長いわぁ~~、すいません。 それで、全羅道といえばヤクザという印象が強い。 そのため、ドラマをみていて『おっ!全羅道言葉~~』と思うと だいたいヤクザさん。 『ポムナル(春の日)』でチョインソン君ことウンソプ先生にほれ込んで ヒョンニム(兄貴)と呼んでいたヤクザも 全羅道言葉。 『メリーゴーランド』にでてきたナイトクラブのオーナーが 流暢にしゃべっていた言葉も全羅道言葉。 そ、そして、わたくし、ももなちゃんの旦那が言った言葉…。 『品がないから、全羅道言葉を遣うな』 そうなると…慶尚道言葉はよく日本でいう大阪弁とよく言われるけど、 全羅道言葉こそ、大阪弁に近いんじゃないかなと思うのでございます。 んで、何が言いたいのかというと ドラマのなかでこういう風に普通の人が全羅道言葉を遣っていたという ところが非常にうれしかったということです。 はははは~~前置き長すぎ! クロンディー(標準語クロンデー)『それで』 オメー(標準語オモ!)『まあ~』 アアッ~タ(標準語?)『ったくよ~』 チュウンケ(標準語チュウニカ)『寒いから』 そういうわけで…やっぱり『私の名前はキム・サムスン』はいい!→自己陶酔してます。 深夜なので、頭の中ほとんどショートしてますので そのあたりご理解くださいませ~~~。 ジャンル別一覧
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