小道具とリンクと吉本オチ今日も、サムスン観ていておっと思ったことを書いてみようと思います。 ドラマの中にさまざまな小道具が出現するのであるが、それが一回だけでない。 まず、第1話冒頭。サムスンが元カレを尾行し、女とホテルの部屋へ 入っていくのを見ているシーン。 サムスンは新聞でくるんだ鋭利な刃物をもっており 『今日、お前は死んで私は…生きる』と 部屋のドアの前でつぶやく。 しかし、それは鋭利な刃物でなく皮むき器だった。 第10回、サムシギが、サムスンのもっていたブタのぬいぐるみが皮むき器をもって襲ってくる夢をみてうなされる。 そのぬいぐるみが言うセリフも、元カレの部屋の前でつぶやいたのと同じであった。 そういうリンクがあって楽しい。 それから…以前の日記にも書いたのだが…笑いネタが古典的な感じがする。 『藤山寛美3600秒』とか『吉本新喜劇』とか てんぷくトリオのお笑い劇(知ってるかたメッセージを~) みたいな。 昔なつかしい、わかりやすい、ほっとする笑いのような気がするのでございます。 例えば、第14回。サムシギがサムスン宅へ訪問して、サムスンのお母さんに叩かれまくり 気絶するシーン。 サムスンがすぐにサムシギに駆け寄り、『サムシガァ~しっかりしな~!』と サムシギの閉じた両目を無理やり開けようとする。 サムシギを呼びかけるときも、サム…シ・ガァ~と タメある言い方。 突然、その場が「お笑い劇場」のワンシーンに早変わりするのである。 また、 こんなシーンもある。 サムスンが改名申請をするときに役所に行って、申請書を書いているシーン。 申請理由を書く欄があり、サムスンがある「サムスン伝説」なるものを書く。 あるサムスンという女学生が、タクシーに乗って泣いている。 タクシー運転手『何でそんなに泣いているんだ?』 学生サムスン『友達が、私の名前をバカにして笑うのよ』 タクシー運転手『名前が何だってんだよ。サムスンでなければいいじゃないか』 学生サムスン『号泣』 オチはうすうすわかってるんだけど、 なぜだかはめられて一緒に笑っちゃう。 単純な笑いなのに、なぜか楽しく笑える。 変に考えなくていい、単純な笑いがすごくいいんよね~。 そうそう、冬ソナのキム次長が、レストランのコック長としてご出演されているんだけど、 なんとサムスンのお姉さんを口説いている。 サムスン姉『なんであんたとわたしがホテルに行かないといけないのよ。 わけ(ミョンブン)を言いなさいよ、わけを!』 コック長 『わけ(ミョンブン)?あ~ぁここに植木鉢(ファブン)があるけどだめ?』 というように…非常~~~に…ベタな笑いである。 叩く、殴る、オチつきで…。 昔、昔、大昔、まだ明石家さんまがブラックデビルをやって間もないころ 大阪の梅田花月に行ってみた、明石家さんまの漫才をはじめとする、吉本一座のお笑いに匹敵する面白さであります。→ちょっと持ち上げすぎ? ジャンル別一覧
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