2013/02/08(金)00:49
南大門にてアルバイト
南大門にてアルバイトを始めてから、もうかれこれ2年半。
日本のお客さんからのオーダー品を市場に注文して、
受け取った商品の検品をして、
日本に発送する。
いわゆるエージェントというやつです。
当然毎日必ず南大門市場の中を歩くことになるんだけど
よく聞くセリフが
完璧なニセモノありますよ
この間なんか
バッタモンありますよ
日本人をみつけると
日本語で話しかけている韓国人のおっちゃんたち。
うちの事務所の近くにあるお店もその系統なのだけど、
日本のお客さんのご要望で
エルメスのバック「バーキン」レッドとブラック 各1個 30センチ
の完璧なニセモノ商品を用意してもらいました。
それでも35万ウォン。
本物だったら1000万ウォン以上するのにね~。
安いったら、安いんだろうけど…。
私にとっては高すぎる!!
もうかってるんだろうなぁ~
だからなのか、よくわからないけど。
この間、そのお店の前を通ったら、
お店のまん前で、テーブルを出して簡易ガスコンロでキムチチゲを作って
店のお客さんとか、知り合いの2,3人で優雅にお昼タイムをしていましたわ。
あなたが売るのは、カバンとか財布とかの完璧な偽モンやろ~がぁ~
一瞬、立ち食い屋台かと勘違いするところやったでぇ。
でもそのゆるさ加減が、なんだか「ほっ」とするのだ。
全然ひと目を気にせずに、やりたいことやってるからだ。
日本にいるときに、ひと目ばかりを気にして生きてきた私にとって
これは本当にありがたい。
「全く何やってんのサァ~」といいながら、癒されてるんよね。
だからなのか、私は市場にて「馬鹿」になれる。
別にどう思われたっていいやって思える。
かえって、バカの方がかわいがられるし…。
わたしもやっと人生熟してきたんかのぉ~。
しかし、去年日本からのお客さんに
えっ!日本人なんですか?
と、3社くらい立て続けに、私が日本語をしゃべるやいなや、びっくりされてしまった。
わたしって、そんなにずーずーしくみえるのか、それとも怖ぁ~くみえるのか
とがっくりときてしまったのであった。
おいおい、それが私の韓国人の印象かい?癒されるとか言っとったやん…(-_-;)