どっちが幸せなのかねぇ(・ω・)
と自分の体が不便になってた間やチョビが癌治療を行っている時に考えたことがある。 みんな「九死に一生を得る」ことをラッキーなことのように言ってるが、そんな自体に巻き込まれて苦しむ時点で、その人って十分『不運』なんでないの?( ̄_ ̄;)? とすると、何事も悪いことが起こらず、いつもと変わりない1日1日が平和に過ぎていくことが、結局は「一番運がいい」ってことなんだろうな。。。って。 でも、その何でもない日々がどんなに凄い奇跡で幸せな事かを理解し感謝するのって、「その普通のなんてことない日々が崩れた」時だから厄介なものである。。。 チョビは癌がりンパ腺にまで侵されており、かなりの広範囲を取り除く大手術から約2年3ヶ月も元気に生き抜いてくれた。 私が消毒やガーゼ交換する時は、と~~っても 素直で良い患者さんだったので治りも抜群! 「チョビの場合、癌で亡くなったのか、老衰で亡くなったのか分からない」と友人から驚かれる程だった。 でも、その2年3ヶ月は結果的にそんなにも長くチョビと一緒にいることができたけれど、最初は癌の進行の具合から半年~遅くとも1年以内の再発だろうと常におびえ、抗癌剤の副作用で「もう駄目かもしれない」という状態に何度も自分の無力さを感じ、また治療方針を悩みぬいて決定したものの「本当にこの方法でよかったの?」とチョビの寝顔をながめながら悩む・・・そんな日々だった。 だからこそ、エヘエヘ笑顔(=^▽^=)のチョビが今、生きていてくれる。ただ、その事が何より幸せだった。何も起こらず元気になって調子にのったチョビと順位対決したり、ドライブしたり、散歩したり出来ることが、何より嬉しかった。 「何にもない」って言える日々が、どれ程素晴らしくて幸せでたまらない事なのかって、1日に何度も何度も心から感謝した。 感情表現が大の苦手だった私が、「ありがとう」って大切な言葉や素直な気持ちで誉め言葉を自然に口にすることが出来るようになったのはチョビのおかげだね。 ありがとうね、チョビ師匠 広~い原っぱで時速ン10kmで疾走する姿を チョビと分かる程度に映すことが出来た『貴重な一枚!』他ブレブレ