べっこう飴
桜祭からこちら、お祭の屋台でりんご飴やべっこう飴が並んでいました。 色とりどりの飴、子どもならみんな欲しがる! 小学生の時、実家の近くのお祭で、父親にりんご飴をねだり、大きいのを買ってもらったのですが・・・期待したほどおいしくなくて・・・捨てました。 それ以来、「りんご飴は買わない」をモットーにしてきました。 で、たー坊もべっこう飴を見て目をキラキラさせていました。 うんうん、当然のこと。 でもね、べっこう飴って自分で作れるのですよ。 だもんで、お得意の「お母さんが作ってあげるから」で、手を引っ張って帰ってきました。 でもね、私がべっこう飴を作ったのは、確か中学の時。 理科の時間に、先生が教えてくれたので、夏休みに作って遊んでたんですよ。 遠い記憶をたぐり寄せて・・・確か、砂糖が100gと水が50ccくらいだったような気がする。 曖昧な記憶のまま実験するのは危険なので、一応調べました。 出てくる出てくる、べっこう飴の作り方。 水あめを混ぜるのとか、いろいろ。 でも、私が作りたいのは「砂糖と水」のみのやつ。 砂糖と水が2:1だったり3:1だったりするのですが、まあ、水は熱していくうちに蒸発するから、ちょっと時間が違うだけでたいした問題じゃないだろう。 ってことで、実験開始。 砂糖を50g、水を25g鍋に入れて、弱火で熱します。 でも、温めても温めても、飴色にならない。 いつまでもいつまでも、水あめ状態。 そうしている内に、水が全部蒸発して砂糖に戻ってしまったり。 もう1回水を足して、このくらいでいいかって、水あめ状態のものをアルミカップに入れて固めるんだけど、単なる透明な砂糖の塊。 おかしいなぁ・・・ 鍋だからなのかなぁ・・・ でも、中学生の時は確かに鍋でやったんだけど・・・ まあ、気を取り直して、今度はフライパンでやってみよう。 でも、やっぱり水あめにしかなりません。 ううむ・・・ それを2日くらいやって、もうこれでいいか、って思ったのですが、今日になってまた、たー坊の「でこあめ(べっこう飴)食べたい!」の一言で、また作る羽目に。 それで今回はちょっと頭を使って(今まで使ってなかったのか?)、フライパンにふたをすることにしました。 こうすれば、水が蒸発して減っていくことなく飴色にできるかも。 果たして! 実験は成功し、見事に飴色のべっこう飴ができました。 アルミカップに注いで待ちます。 水あめ状態の時は、冷蔵庫に入れないと固まらなかったのに、今回は流し台の上にしばらく放置した状態でもう固まっていました。 おお、すばらしい。 見事なべっこう色。 早速たー坊に見せると「おお!」と感動してくれました。 ペロペロ。 大きな口にぱっくん。 うーん、成功してよかった! 本当によかった! さて、べっこう飴も楽しいのですが、実はキャラメルも楽しいです。 ということで、次はキャラメルを作る予定。 そのうちね。