唐突にレース編み
レース編みを始めました。 中学生の時にドイリー(花瓶の下によく敷いてあるやつ)を編んだことがありますが、糸の引き方がきつかったりゆるかったりで、本来平らにならなければならないものが、くるくると丸まってしまい、「あーもう、私にはレース編みは向いとらん!」と投げてしまいました。 で、ドイリー1枚編んでそれっきり。 細い糸でちまちま編むのも、私向きではなかったし。 ですが、なぜか唐突にレース編みに目覚めました。 ビーズも秋になって飽きてきたし、でも毛糸にはまだ早いし、お裁縫も取り立てて作りたいものもないし。 で、ネットで見ていたら、レース編みのシュシュの編み方を見つけてしまいました。 ああ、これならちょっとくらい編み方が下手になってもばれないかも~。 そして、早速糸と針を購入し、編み始めました。 1段編んだだけで、すごく乙女ですごくゴージャス。 これを全部編んでいったら、一体どんなものができるのだろうか~、わくわく。 と、編んでいたのですが、糸は40番。 40番は結構細い糸。 糸を中指で押えながら編むのですが、細い糸って指が痛くなる。 なので、指サックを両手の中指にはめて保護。 これでよし。 更に、使っているのは6号のレース用かぎ針。 普通のかぎ針は号数が大きくなると太くなるのですが、レース用は号数が大きいほど細くなる。 で、6号の針ってまあまあ細い方。 で、たまに親指の爪の間にぶっ刺してしまいました(私だけだろうか?)。 ものすごく痛い。 なので、左手の親指の先にサージカルテープを貼って、その上から指先包帯をはめて保護。 これでよし。 そして、編みあがったのがこちら。 とんでもないほどフリフリです。 ゴージャスです。 髪に付けると(耳だけどね)こんな感じ。 間抜け面の犬も、あっという間にゴージャス乙女。 手首に巻いても素敵かも~。 で、ネットで見ていたら、「タティングレース」というものがありました。 シャトルにレース糸を巻いて、編むというより結んでいくレース編みの技法のようですが、これもまた面白そうなので、やってみたい! と思っています。 あと、ずっと前にテレビで見たことのある、「ボビンレース」も素敵だなと思っているのですが、これはどうなんでしょう。 もしも機会があれば、やってみたいと思います。 調べるほどに、レース編みというものは歴史と奥深さがあります。 子どもの頃はこのちまちまが嫌だったけど、案外私向きじゃないかと、感じています。 そんなわけで、約四半世紀ぶりにレース編みをしています。 しばらくは、レース編みで遊ぶことになりそうです。