紐落とし
今日は11月15日、七五三です。 男の子は5歳でするのが一般ですが、山陰は「紐落とし」として3歳もやります。 で、今年3歳になったたー坊も、今日スーツでびしっと決めて、神社にお参りに行ってきました。 まず、着せるのが大変。「これは着らん!」と逃げ回るのを追いかけて、何とか着せます。 お父さんもスーツを着ます。 私も、お参りだけなので、アンサンブルのスーツを着ました。 米子でいちばん人出のあるのは勝田神社ですが、うちは家から近い神社に行きます。 前もって予約をしてあったので、時間に行って、初穂料を納めてから、祝詞を上げてもらうために、社殿に入ります。 おそるおそる中にに入って、たー坊はきょろきょろしています。 椅子に座って、神主さんが来られるのを待ちます。 やがて神主さんが来られて、七五三の祝詞を上げてもらいます。 でも、最初はじっと座っていたのですが、だんだん飽きてきたたー坊、椅子をにじりにじり移動して、私のそばに来たり、お父さんのほうに行ったり、抱っこって言ったり、足をぶらぶらさせたり。 やっぱり3歳児におとなしく祝詞を聞いていることは無理なようです。 それでも、たー坊が完全に飽きてくる前に玉串を納めて、終わりました。 千歳あめももらいます。 外に出てから、写真を撮りました。 千歳あめをもらって、ご機嫌です。 家に帰ってから、玄関の前でもう1回家族揃って写真を撮りました。 でも、「服がきつい」と言い出したたー坊、さっさと家に入って、服を脱ぎたがります。 私も、かれこれ3年ぶりくらいにストッキングとパンプスを履いたので、足が痛い。 スニーカーに慣れてしまった足に、パンプスは拷問としか思えない。 仕事をしてた頃、よくこんなもの履いてたな・・・ 普段着に着替えてから、たー坊は早速千歳あめを開けてなめていました。 実は袋には、短めの飴ともうひとつ、何かが入っていました。 小さい箱で、振るとカタカタ音がします。 チョコレートかなと思って開けてみたら、クレヨンと色鉛筆のセットでした。 もうひとつもらった神社の案内やお札が入っていた封筒の中に、塗り絵もあったので、それのためみたいです。 確かに、長い千歳あめって最後まで食べられないし、短いのと他のものが入っていた方が助かります。 早速、たー坊がクレヨンで色を塗ります。 私は、決まった色で塗るように仕向けないので、たー坊が自分で選んだクレヨンで自由に塗るのを見ているのですが、おじいちゃんは「髪の毛は黒だ」と決めつけてそれで塗らせようとします。 髪の毛が青でもいいじゃないか~。 紫に染めてる人だっているんだし~。 そして、勝手に髪の毛を黒に塗ってしまいました。 どうしてそう、決めつけて何かをするんだろう。 まあ、そんなおじいちゃんのことは置いといて。 無事に紐落としのお参りもすんでよかったです。 それに、天気もとてもよくて。 すくすくと育って、紐落としがむかえられて、本当に幸せです。