カテゴリ:映画・展覧会・ショー
今日は有給休暇を取って試写会を観に行きました。
観てきた映画は「真珠の耳飾りの少女」です。 フェルメールという画家が真珠の耳飾りの少女の絵を描いた背景をテーマにした映画です。 この絵は学校の美術や図画工作の教科書に載っていた絵で、とても有名。僕もこの絵はよく覚えている。 以前、どこかの(たぶん東京の上野公園の中の)美術館でフェルメール展があって、そのとき初めてフェルメールという画家を意識したんだけど、この絵はその展覧会のイメージとして用いられていただけでなく、美術館内でもひときわ注目の的だった。たぶん、あれ、本物だったのかな?警備員が2人もいてたし。 モデルの少女がフェルメールの家の使用人だとは知らなかった。 映画では残っているフェルメール関係の資料などを基にして正確に描写しようとしたんだと思うが、フェルメールはそれほど裕福ではなかったらしい。 フェルメールはパトロンと呼ばれる貴族から注文を受けて絵を描くかわりに報酬を受け取ることで生活をしていました。 1人の少女がフェルメールの家に使用人としてやってきて、始めは自分の仕事を覚えながらやっていく。 フェルメールのアトリエを掃除するのも彼女に課された仕事だった。 フェルメールと何度もアトリエで顔を合わせるうちにフェルメールは彼女が気になりはじめます。 仕事として買出しにいく市場の精肉屋の若者と彼女の恋物語でもあります。 パトロンの貴族が「この娘(使用人の少女)をモデルにして描いてみろ」と言ったことから、フェルメールは彼女を描いた。 完成した絵を見た貴族の男はその絵に見とれていた。 主役の使用人の少女役を射止めたスカーレット・ヨハンソンはフェルメールの絵に出てくる少女にものすごく似ていた。青い布を頭に巻いて口を少しあけ、 絵のモデルとしてフェルメール(カメラ)を見つめる彼女を撮ったシーンは、この映画でもっとも力を注いだシーンだと思う。 今はDVDが出ていますので、見てみてください。 真珠の耳飾りの少女 通常版 3,037円 by い~でじ!!シネマ 真珠の耳飾りの少女 通常版【ZMBY-1880】 3,039円 by DvDirect楽天市場店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.01 00:38:22
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