ももりんごの、うたかたな日々

2003/02/01(土)19:14

幸せの感受性。

幸せって何だろう?と考えてみた。幸せ、と言っても人それぞれ感じ方は違うと思う。しかし、心浮き立つうれしい感じとか、穏やかで満たされた感じというのは、幸せとは何か?と考える時に、みんな共通してあげる感情だろう。昔、幸せっていうことは、自分が望むこうあるべき状態、状況に自分の身を置くことだと思っていた。例えば、自分を愛してくれる人と結婚することだったり、なりたい職業に就くこと(しかも高給の!)、そして欲しいものを手に入れることなど。だけれども、今、私の幸せに対する考え方は少しずつ変化している。もちろん、彼氏が出来たらすごく幸せなこと。しかし、私の周りでは、彼氏もいるし他になんら不具合のない状況にいるのに、なにかと不平ばかり口にする人がいる。彼氏だってステキな人だし、私が彼女の立場だったらすごく幸せだろうなぁ、と思う。まぁ、彼女には私には分からない、何か大きな問題を抱えているのかもしれない。それは分からない。だけれども彼女は、以前、私に彼氏がいて彼女にはいなかった時、私が彼氏の愚痴めいたことをしゃべっていたら「彼氏がいるだけ幸せなんだから。」と私に滔々と説教していたのに。自分が幸せだと思う状況を手にいれたとしても、それを幸せだと思う感受性がなければ、きっと幸せは続かないんだろう。幸せを感じる感受性がなければ、きっと良い出来事も色褪せる。結婚などの大きなイベントではなくても、日々の生活の中、ささやかな出来事からも、きっと幸せを感じられるはず。小さな幸せを感じる能力がなければ、多分大きな幸せもやってこないと思うし、万が一やってきたとしても、その中から十分な幸せ感を感じられないんじゃないだろうか?人生は常に「今」の連続。その「今」この瞬間を幸せな気持ちで埋め尽くすことで、幸せな過去を残し、幸せな未来をも創っていく。そういう、幸せにたいする感受性を忘れずに、そして磨いていきたいと思う。最終的には「今日も生きてる」「天気がいいなぁ」というささいなことだけでも、幸せを感じる人間になりたい。

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