チョット早い花見の季節となった
靖国神社の桜の開花が東京での
開花宣言となるようです。
陣取りでビニールシートや段ボール等で
場所に早めに来て
確保しておくのが一苦労なのである。
私などは昔、会社で幹事を任された時などは
夕方からの花見会の為に
午前中から場所を確保するために
出かけていきました。
上野の森に到着すると、かなり早く着いた
つもりでも良い場所は全くなく、
しょうがなく、片隅に場所を確保した事がありました。
一度会社に戻りケイタリング用のマイクロバスを使って
ビールやツマミを載せて運びました。
その当時は飲み物、オツマミは全て只でしたので、
豪快な花見ができました。
しかし、花見は咲き始めよりは
咲き終わる頃の
花吹雪が最高です。
花吹雪の花のひとひらが
グラスに注いだビールの泡に
舞落ちた花びらを一気に飲み干す様は
格別な風情を醸し出します。
花より団子の人が大半だが
いさぎよく散る花吹雪の様相を
見るために来る人もいると思う。
淡いピンクの色彩が何となく妖艶な感じがして、
人心が惑わされるものである。
若い頃だったが我が家の庭の桜の木から
たわわに落ちた花びらを掻き集めて
お風呂に入れ、盃を片手に温めに燗した
酒を注ぎながら、一杯のみのみ桜を観ながら
入浴したことがあったがこれまた格別な
風情を味わいました。
花見と酒は切っても切れない関係だが
飲酒等での痴話喧嘩で殺される人が
後をたたない昨今なので、
飲み過ぎ、飲まれ過ぎは禁物である。
今までは浴びるように飲んだ酒も
今は飲めぬ体となると不思議なもので
桜の花が咲いても今までのような血が騒ぐような
感動が生じてこないのである。
酒が飲めないと酒を飲めないとでは
雲泥の差がある。
前者は酒が飲めない体質だから
あまり気を止めることはないが、
後者は酒の飲み過ぎで体を壊して
飲めない人を指すことものだから
エライ違いである。
タバコを止められても酒が
止められない人が多い。
その逆の人もいるが・‥
とにかく酒はストレス解消には
持って来いの飲み物である。
普段言いにくい事でも酒の勢いを
借りて言うことが出来るので、
とても便利であるがただ、酒癖が悪いと
評価されるのが玉に瑕である。
花見は人それぞれによって違うが、
花を愛でる気持ちは一緒である。
花見を通じてのコミニュケーションも、
人生貴重な体験となるから大いに参加しよう!