51%の支持率で圧勝!
東京都知事選で3期目の石原慎太郎氏が
211万票をとって当選した。
前回とは2割減となったが浅野氏とは
111万票差でやはり、ダントツに強かった。
石原氏に比較すると都内では
浅野氏の知名度がなく、
告示二週間前の出馬は
かなり遅かったのである。
それに対して自民、公明が
推した石原氏は知名度が極めて高く、
ジーゼル車の都内乗り込れ禁止や
16年の東京オリンピックの招致を
展開して3兆円の経済効果を
都内にもたらすと強調。
今までの実績もあるので4男の登用と
か公金を使いすぎた不祥事があっても
都民としては許せる範囲だったのかもしれません。
浅野氏はやはり東京都という大都会に
飲み込まれてしまって終日、
しかめっ面で笑顔をだせる余裕に
欠けていたので、大都会東京の立候補は
実質不似合いだったようである。
宮城県と東京都では人の数と舞台が違ってくる。
浅野氏への後からの支援者、
民主党や社民党でも党内の統一性がなく
票が伸びず、また無党派層の票も知名度が
なかったため伸びがなかった。
石原氏も今回は不祥事があったので
幾分トーンダウンしたが素直に非を改めたのが良かった。
青島都知事からの累積赤字を解消して、
現在は東京都を見事赤字から立ち直らせた実績も
票を伸ばした要因だ。
運の強さを兼ね備えた石原新知事だが
今後の東京都の運営に大きく期待し、
地方へのカンフル剤となるように念願する。