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カテゴリ:政治
5月1日はメ-デーーです。
今日は労働者の日です。 年に一度のお祭りで、 昔は労組や学生が国会議事堂前を デモして歩いたものです。 5月1日は学生時代にも歩いたが、 旧東京ヒルトンの労組時代にもかりだされて、 出向いたものでした。 昔は労働者や学生の運動家が 大変多かったが、 今はかなり少なくなったので、 労働者が企業家に酷使 されすぎている。 これでは完全に企業家の餌食と なっているわけだ。 昔は残業すれば必ず 超過分は支払ってくれたが、 今は殆どの会社はサービス残業で 支払わない。 朝から夜中まで仕事をさせられた挙句、 過労死する人間が かなり増えているのが現実だ。 このような過酷な労働を させている会社を 本来取り締まらなくては ならない労働基準監督署は その権限を行使しないで、 甘んじている。 甚だ職務怠慢だ。 これらの現代の全体 サラリーマン像を見ていると 労働者が資本主義のなかで 奴隷化する運命が 定まり始めた。 もともとサラリーマンの意は 西欧の兵士が 給料の代わりに塩を貰い、 その塩で物を 交換できた時代があった。 それほど、当時塩は かなり貴重な食材でした。 今は、海水や工場での 副産物として簡単に製造出来るが、 昔はなかなか陸の奥地に 住んでいる人には、 不味い岩塩位しか手に 入らなかった。 しかし、今はソルトに代わって、 マネーという怪物に 支配され始まっている。 マネーの裏の黄金の輝きに 人類が魅了する 何かが備わっている。 四大文明を調べて見ると、 必ずと言って良い位に 黄金は出土する。 如何にその当時も貴重品 なのであったかが判る。 今でも、この黄金は 富の象徴と成っている。 世界は金本位の時代であるからだ。 黄金を持つ力の度合いによって 力を世界に表示出来る。 黄金が無ければその代わりとなる資源や 技術や産業を探さないとその国家は 成り立っていかない。 黄金に替わる資源や技術や産業を 持った国家が黄金を射止めるチャンスを 獲られるのであるから、後進国でも 大いなるチャンスがある。 事実ベトナムの発展には めざましいものがある。 あれほど廃墟と化した 国土が甦っていくとは、 当時を知る人たちには、 信じられないことである。 国民ひとりひとりの目覚めが あのような国家を創りだしていく事を 日本人も改めて学わねばならない。 その意味においても労働者は 己の将来を見つめる日に したいものだと思う。 今日は家族一同外に出て、 雨の降る合間を見て 庭の草取りをした。 たまには、娘にも草取りの 労働の楽しさを教え込んだ。 これからの労働者は 資本家に頼るのではなく、 自分の才能を売り込む意欲が無いと、 その組織の奴隷になってしまう。 現在、カーネギーホールの創立者で 有名ですが、かつての 鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが 「人間は言うべき時に、物を言わないと、 その人の奴隷となってしまう」と 彼の自叙伝に書かれてあった ことを思い出します。 1世紀前の言葉が現実に この日本にも生きているとは、 信じられないことだが、 現実はそのように成ってる。 古代の世からはその国の発展は 奴隷によって、繁栄が もたらされている事が多かった。 今日本もサラリーマンに超重税を かけることによって、国民を奴隷化して 国家体制を築いている。 大資本家を優先化して、 国民の人権を無視した 労働を暗やみで認めている。 サービス残業も国家のヤラセでもある。 それでなければ、労働基準監督署が 徹底した取り締まりをするわけである。 そうしないことは国家も認めているのである。 残業代をチャント貰うには、 そのような意思表示をしないと 出来ないのだから、 やはりグループ化して、 皆で主張すれば、 パワーが出てくる。 団結こそ労働者のパワーなのである。 もう一度、労働者であるサラリーマンは 自分さえよけりゃ主義でなく、 将来の日本のサラリーマンの為にも、 頑張って、日本の労働者の労働条件を 健全なものにしてあげなくてはいけないと思う。 5月1日はそういう意味の日でもあるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2007 08:54:43 AM
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