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2回目のメッセージをお届け致します
【村上よしあき氏寄稿】 私自身がさらに非常に憤りを感じた事件があります。 今回、津波被害が大きかった石巻や東松島、 壊滅した女川などを含む地域は、 小選挙区でいえば宮城5区であり、 ここの地元選出議員は民主党の安住淳議員(現財務大臣、 発災時国対委員長)です。 震災後、ある時、石巻のある避難所(学校)に安住議員側から電話が入り、 「今度、安住が避難所に入り炊き出しを行いたいと言っています。 ついては、そのために必要な機材や資材を準備しておいてほしい」と言われたそうです。 通常、ボランティアで現地入りする場合は、 必要な資材・機材は全て自己完結型で持っていき、 現場の仕事を増やさないことが常識です。 にもかかわらず、現場の迷惑を全く考えていない安住氏側の要求に、 その避難所の責任者は「絶対来るな!」と固く断ったそうです。 この件を私自身はその責任者ご本人ではなく、 責任者と親しい別の学校教員の方からお伺い致しましたが、 この話は大いに石巻で広まっているそうです。 地元選出議員であれば、他議員よりも真っ先に被災地に入り、 住民心情をよく理解してそれをまた国会での仕事につなげるのが当然と 私が思っておりました。 今回の件で、「いざという時に役にたたない人は、 もう国会議員にはしない」と被災地で思っている方が大勢いることは確かです。 似たようなことは地方議員でも言え、 沿岸部の市議会議員でも、積極的に復興活動を獅子奮迅行った方がいる一方で、 ただ家でじっとしていた方もいたりと、 こうした本物と偽物の違いが、明らかに浮き彫りにされました。 私自身も、本当の意味で、いかなる時でもお役に立てる人間となるべく、 より一層、身を引き締め、努力を続けて参ります。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月07日 09時44分03秒
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