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2013年03月09日
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国境の島の反乱】
竹富町教委に告ぐ――教科書採択の違法状態を是正せよ!


[HRPニュースファイル571]

竹島町のクーデター
尖閣諸島を有する「国境の島々」で法治国家への反乱が続いています。
2011年夏、沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる
「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した「保守系教科書」と呼ばれている
育鵬社の中学校公民教科書が、法律に基づかない手続きを経て
「一転不採択」とされました。
※詳細は、HRPニュースファイル031「ルールを踏みにじって暴走を続ける沖縄県教委」(2011/9/16)参照⇒http://www.hr-party.jp/new/2011/10942.html

この事態に対し、文部科学省の中川正春大臣(当時)は、
同年9月13日、「逆転不採決は無効」との見解を示し、
是正を求めたものの、竹富町はいまだに育鵬社の教科書を採択することなく、
東京書籍を使い続けています。


教科書無償措置法では、
八重山採択地区(石垣市、与那国島、竹富町)の3市町は
同一の教科書を採択するよう決められていますが、
現在、バラバラの教科書が使われる「違法状態」が続いています。

そのため、2012年4月、石垣市、与那国市では育鵬社版が配布される一方、
竹富町では、全国で初めて教科書の無償給与が受けられない事態に至り、
町民からの寄贈で生徒に東京書籍の教科書が配布されました。

民主党政権の「黙認」もあり、
行政機関が自ら法律を踏みにじって、
長期間、「違法状態」が放置されていることは、かつてない「異例の事態」であり、
「竹富町のクーデーター」と呼ぶべきです。

こうした事態を受け、3月1日、
義家弘介文部科学政務官が竹富町教育委員会を訪ね、
同町が違法に採択した中学公民教科書を
「東京書籍」版から「育鵬社」版に改め、採択し直すよう求めました。
(3/2 沖縄タイムス「義家政務官、竹富町に育鵬社教科書採択迫る」)

竹富町の措置は、教科書の無償措置法に明確に違反しており、
即刻是正し、来年度から育鵬社の公民教科書を採択すべきです。

沖縄左翼マスコミによる捏造報道
今回の事件の背景には、沖縄県教委の「不当介入」、「沖縄タイムス」「琉球新報」をはじめとする左翼マスコミの
連日のネガティブキャンペーン
左翼活動家の暗躍があります。

こうした沖縄独特の水面下の動きも含め、
竹富町の育鵬社教科書不採択事件を追及した書籍
『国境の島の「反日」教科書キャンペーン―沖縄と
八重山の無法イデオロギー―』(
八重山日報教科書問題取材班・仲新城誠著、産経新聞出版、2013/3/10発刊)が話題となっています。

竹富町の教科書不採択事件を軸に、
沖縄の「反日世論」がいかに形成されていくかを明るみにした良書です。

例えば、「沖縄タイムス」や「琉球新報」が、
尖閣諸島や自衛隊について詳しく述べている育鵬社の教科書は
「軍国主義的で、戦争につながる。
子どもを戦争に導く」というキャンペーンを張り

(育鵬社の教科書を見たことも無い)沖縄県民が
ヒステリックに反対運動を展開する様子が描かれています。


しかし、実際には、育鵬社の教科書は、
尖閣諸島については「歴史的にも、国際法上も、日本の固有の領土です」という
外務省見解に沿った沿革を記述しているだけです。

また、自衛隊や日米同盟についても、
「自衛隊は日本の防衛には不可欠な存在です」
「戦後の日本の平和は、自衛隊の存在とともにアメリカ軍の抑止力に負うところも大きい」
という当たり前の見解が記載されているに過ぎません。

実際に育鵬社の教科書を読めば、
同社の教科書が「軍国主義的で、戦争につながる。
子どもを戦争に導く」ということは、
沖縄のマスコミによる全くの捏造だということが分かります。

沖縄世論に「風穴」を空けよう!
特に、尖閣諸島を抱える八重山地区においては、
尖閣諸島に関する教科書の記述は死活問題です

(東京書籍の公民教科書は、尖閣諸島について「日本の領土ですが、中国がその領有を主張しています」と述べているに過ぎません。)

同書によると、育鵬社に投票した八重山地区採択協議会の委員の一人は
「尖閣諸島の記述が一番のポイントだった」
今、中国に尖閣諸島を取られると、
次は八重山、沖縄全体を取られる

中国はそういう国だ。領土を守るには実効支配しかない。
保守も革新もない。それが私の信念だ」と正論を述べられています。

今、沖縄は、尖閣諸島の危機、普天間基地移設問題、
オスプレイ配備反対運動、与那国島への自衛隊配備問題等、
多くの危機を抱えています。

今こそ、沖縄県民が正しい判断をできるよう、
左翼マスコミや左翼系教科書だけではない「真実」を知る機会を提供すべきです。

幸福実現党は2011年夏、
全国各地で保守系教科書を採択する草の根運動を展開し、
全国で保守系教科書の採択が続きましたが、
竹富町の教科書採択の違法状態の是正も強く求めて参ります。

(文責・黒川白雲)----------☆゚・*:.。. .。.:*・゚

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最終更新日  2013年03月09日 20時12分37秒
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