桃の缶づめ

2010/09/12(日)00:11

8月29日 ようこそ北海道その4~仕舞発表会

つれづれ(217)

実はこの夏、生まれて初めてお仕舞を習ったのです。 習ったと行っても、10回の体験講座を受けただけなのですがね。 当地には北海道には2つしかない能舞台があるので、それを生かそうとするNPOが企画した講座で去年は子供講座だけだったそうですが、今年初めて子供講座の外に大人にも体験講座が開かれたのです。その10回目が能舞台での発表会。 その日程に合わせて、今回の北海道旅行の日程を組んだというわけで、、、、 10回やるうちにわかったのは、私には舞の才能皆無だっていうこと。 だって、全然覚えられないのです。それなのに発表会って・・・焦る~ま、こうなったらロボットワォークの爆笑仕舞と開き直るしかないよ。演目は「羽衣」と「鶴亀」があって、最初のオリエンテーションの時、なんとなく「羽衣」のほうが動きがあって楽しそうだわ、と「羽衣」を選んだのですがふたを開けてみたら「羽衣」のほうが難しいと講師の先生が言っていた・・・ひとりずつ舞っていたら時間がかかりすぎるので、二人組で舞台を真ん中から半分ずつ使って舞うという形式で行われました。最初は子供教室のお子達です。子供は覚えが早いし、上手だわ~。 それに皆、きれいにお振り袖や袴を着せてもらって、いつものお稽古姿とは見違えるようです。子供部門が終了していよいよ私たちの番です。私が組むひとは親子で習っている若いお母さんで、とても上手で完璧に舞うひとなので、もう彼女だよりでカンニング作戦しかない。。。 横目で思いっきりカンニングしながら、不自然ながらもなんとかとんでもない逆方向に行くことなく終えることができました。↓舞台を終えて橋掛かりを去り行く受講生たちお仕舞もやってみると「ああ、こうやって歩いているのか」とか「扇はこういうことを表しているのだな」ということがわかって、これからお能を見るにあたって今までよりは目の付け所がわかっただけでも、やってみてよかったです。しかもわずか3000円の受講料でそれに、能舞台にたって舞うという経験はなかなか希少な体験ですし、友人に見てもらうことまでできて楽しかったです。下手だけど。受講生の発表が終わると、講師の先生の仕舞と笛があって、プログラムが終了しました。その後、なおらいがあったのですが、私は見に来てくれた友人と夕ご飯にいくので、残念ですがなおらいは欠席して私のこの夏の仕舞体験は終わったのです。ちなみにこしらへは前日までは、絽の一つ紋付に袴を履こうかなと思っていたのですが、当日の暑さにあっさり力尽きて、浴衣にしてしまいました。 ま、浴衣のひとも多かったし、あくまでも市民体験講座の場ってことで・・・

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