お花のパワーを受け取ろう・ももくさ日記

１４年前、私は大学を卒業して、リゾート開発、運営の会社に新卒採用で入社した。
同期は、高卒短大卒を含め、６０名。
ちょうど、直前にバブルがはじけたこともあって、入社したあとから、会社もどんどん業績が悪くなって行ったりした。
私はその会社で、リゾート会員権の会員管理、営業、営業事務を２年半務めた。
大学でたての私は、５００万円もするリゾート会員権というものを売るのに、とても苦戦した。だって、１０才や２０才も上の人に余暇とは。。とか、お金の話をするのがとっても苦手だったのです。
営業というのは、ようするに顔、なんですよね。自分を売り込むことができなくては、ならないわけです。でも、自分の、これ、というものが見つけられなかった当時の私は、毎日追い詰められていたものでした。
営業の前の年にやっていた会員管理で、いろいろなサークル活動や、サービスの担当をしていたほうが、自分にあっていたと感じたのは、最後の年の、営業事務をしていたとき。
ただそのときは、もうその会社との縁は終わりに近づいたときだった。

その会社では、社員同士すごく仲がよくって、いっつも飲みに行っていた（週に２、３回くらい）。加えて、リゾート運営会社なので、八ヶ岳や蓼科なんかで研修があったり、正月は会員サービスのため獅子舞をしたり(私もしました)して、またその後泊まりで飲むわけです。
その会社にいて、お酒の楽しい飲み方も習ったけど、人間関係のありかたや社会人としての心のありかたを体感することができてとてもよかったのだった。

しかしその会社も今は、名古屋の会社に買収されたらしく、同期のみんなもほとんどのこっていない。でも、誰かが誰かとつながっていて、連絡が回り、今回同期の一家が運営している、相模湖ICから近くのこのまさわキャンプ場に集まった。
家族同伴可、ということで集まったのは、１３家族計４３人にもなった。子供も小学生から、生後７ヶ月の赤ちゃんまで。
バーべキューをしつつ、飲む。
楽しかった。
何が楽しかったって、みんなが変わっていなかったことと、あのときの雰囲気が、そして集団としてのあり方が、そのままだったことだ。
もちろん、自分のたち位置や性格なんかも。（わたしは今回は特に何もせず、ビールをねだったりしていた。はは。）
在職中に同期で集まっているときも、将来、自分たちの家族をつれて集まれればいいねーなんていうことを言っていたのだが、それが実現できたのは、みんながそれを頭の中でイメージし続けたからだと思った。
緑の中での再会。子供たちもとても気持ちよさそうだった。
またやりたいな。

あ、このまさわキャンプ場おすすめです。さいたまからなら、３時間あればいけるかなー。道志川という川がそばに流れていてとってもきもちのいいところでした。