お花のパワーを受け取ろう・ももくさ日記

2005/08/26(金)09:23

三人目の話

家族(4)

早々とこのブログで三人目の妊娠を公表したわけなんですが、実はまだ、実家や姉や夫の両親には話していないのです。 それはなぜか? 二人兄弟の家って、「一人だと、少ない(かわいそう)、三人だと多すぎる」、 みたいな価値観ってないですか? 私はそのように育ちました。 両親の世代って戦後落ち着いてからの高度成長期時代に結婚して、 これから右肩上がりの時代ではあるけれども、 でも子どもにも教育費をかけて大学くらい出させるには経済事情からして、 子どもは2人がちょうどよかったのだと思います。 わたしもそういう観念や価値観を植え付けられてきました。 私の父は、高校の教員をしていてまじめなため、とても厳しく育てられました。 小さいときから割りと頭を押さえつけられた状態で窮屈な思いをしてきました。 いわゆるいい学校を出て、一流企業に就職し、その後結婚して専業主婦で平凡ながらも幸せな人生を歩む、というような。 (実際姉はそのとおりの道を歩んでいます。) だったので、 大学時代まではお世話になっていたので我慢していましたが、就職してからは、一人暮らしをしながら、親のお仕着せではない、自分なりの価値観を築いて、仕事も花屋という天職に出会ってここまできました。 こういうパターンで暮らしてきたので、何かまず起こったとき私は親に相談はしないです。(普通いい年した大人は聞かないと思うけど、姉はまず相談する)自分の価値観に照らし合わせてみて進むべき道を決める。 これっておかしくないですよね? でもそのくせが長く続いたせいもあって、結婚してからもあまり夫に相談せず、自分でいろんなことを決めてしまい、夫に不快な思いをさせてきました。 最近になってそれを指摘されて反省し、やっと話ができるようになってきました。寂しい思いをさせたのだと思いました。 まず私が何かやろうとすると必ず両親に反対されるので、次女の助産院での水中出産もはじめからするつもりでしたが、事後報告でした。 そのあとなんで最初に言わなかったのかを散々責められました。 でも言おうとすると反対するから言いたくなかったんだよ・・・ でもこんな考え方がよくないのはもちろんわかっています。 これから親も年取っていく上でどんどん頑なな面が出てくる。 そこで同じように意地を張っているのは意味がないことも。 夫は「専守専制」だよ。といいます。 いつも話したくないから後手後手になってあとで言い訳っぽくなってしまう。 早め早めに話してこちらから話の方向をリードすればいいのさ! そうですね。わかってはいるんだけど、子どものころからの、「何かやりたい」、って言った時のアノ驚いた顔と、その後の猛反対を想像するだけで、気持ちが縮こまっちゃうんだよなあ・・。 でも、親との関係を変えて行くいい機会なのだということもわかっています。 親も私のことが心配で言ってくれるのは間違いないからです。(でもその心配というのがまたそれはそれで重たい・・・) 実は、来週病院へ行って赤ちゃんを診てもらいに行ったあと、親に言おうと思ってました。(その予定は変わらないですが) それまで私が変な様子を見せなければ大丈夫かなと。 ところが、意外なところから3人目情報が親に届いてしまったのです。 それはこのブログでした。 仲のいいいとこや、叔父さん伯母さんにこのブログの話をしていて、その後たまに見に来てくれたらしいのです。 もちろんいとこは私の親との葛藤なんて知らないので、おめでたい話だから当然親も知っているだろうと思って「おめでとう。3人目だってね!」なんて話になり、うちの親は「知らない、聞いてない。」ということになったのです。 この間その話しをされたとき、「まだわからないよ・・」なんてごまかしましたが、やっぱり、神様は見てるんですね。 こんな後手後手な私を見透かして、「ちゃんとしなさい」とこういう方法で知らせてくれるのです。はあ・・・ ブログをひらいた話もしていなかったのを責められ、「だってパソコンないからみられないじゃん・・・」といったら「それでも開いていることを知りたかった・・・」(それはそうだよな。)というやり取りもありました。 これから、今後の将来も考えて、関係改善できるようにしていく方法を探りたいと思います。あれこれ言っても、お世話になっているし、これからもお世話になり、お世話をする関係なのだから。 今日の写真はこの間作った埴輪です。 首のところが間延びしたので、勾玉のネックレスをつけました。 勾玉は胎児をかたどったとも言われています。 その直後に授かったことを考えるとこれも不思議なシンクロですね。

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