monakomamaの想い

2008/08/16(土)22:39

私の供養

  ダイニングテーブルにピンクのゆりの花を花瓶一杯にして飾りました。今年は「おじいちゃんにも逢えて嬉しかった私..」のご先祖様と義父、おじいちゃんへの供養の気持ちです 夫の家に嫁いで18年になりますが・・・この家に嫁いでからご先祖様と義父の供養を義母から学び得て長男の嫁として続けてきました。私の毎日は朝一番に炊き立てのご飯とをお仏壇に上げ下げすることから始まります。18年間、アリエルの闘病で私が家を空けない限りやってきたことです。夫の家に嫁いでからはを継ぐということ、お墓を守ることは当然の事として私も長男の嫁としてのプライドを持ってやってきました。それなのに、お盆、お彼岸の度に義母は私に「〇〇さん、お線香あげてくれた?」と毎回言うのです。普段から義母に多種多様の嫌がらせを受けていた私は、18年目にしてこの言葉でとうとう我慢の限界に達してしまいました 翌朝私は義母が起きる時間を見計らい 仏間に行き、20本位お線香を掴み、まとめて火を点けました。これでもかーーーーーっ!!!!!! という位私がお線香を立てて差し上げたので、仏間はモクモクになり、まるでバルサンを焚いたようでございました。そこまでしないと理解できない義母だと思ったので私は本気でやったのですこの「お線香モクモク事件」はアリエルにも大受けでした「ママ最高」とエールまで貰っちゃったりして‥ 18年間一緒に暮らしてきて、夫の母であり大切な人ですが綺麗に言えば、義母には「親しき仲にも礼儀あり」という心が欠落していました。そしてある日、夫は大きな決断をしたのです!!私に「母の世話をしなくていいから」と!!夫は義母にも宣言しました!!「俺たちの生活に一切干渉するな」と!!夫が大きな決断をしたことの裏にはアリエルの存在がありました。物事の道理の良いこと悪いこと(私と義母のことで)あらゆる事実の話を娘のアリエルから聴かされたからです。 それからは、夫の理解のもと、一階に住んでいる義母とは距離を置いて生活出来るようになりました。嫁いで18年にもなると嫁としても力もついてきたのも事実ですこうなってからも私は毎朝お供えして、15分で下げてきます。以前まではお盆とお彼岸が来るたびに心が重くなっていた私でしたが、この夏のお盆は義母からはじめて何も言われることなくお迎えできましたこうして私は3年前にめでたくお嫁修行を卒業したのです。 この3年間、私は一人でお墓参りに行っています。歩いて20分の距離ですが、お寺の御前様にはいつも温かく労いの言葉を頂戴します。アリエルを育てながらの私の気持ちをいつも察してくださりいつも支えてくださる奥様お寺には大きな猿すべりの木があり我が家のお墓は桜の木と梅の木がある、ロケーションのとても良い場所です。また今年も御前様の好物のプリンを持って伺うつもりです 我が家のダイニングのテーブルの大輪のユリの花は今とても綺麗に咲いています私もこのユリの花のように、心優雅になりたいと想います。

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