こんな話、あったっけ?と、
公式サイトのストーリーを読んだだけでは、
思い出せませんでした。
ガイドのアジジと一緒に、
砂漠の国を旅する金持ち息子、天堂。
しかし崖の崩落に巻き込まれ、死亡。
ガイドのアジジは、天堂のパスポートを手に入れ、
ブラック・ジャックに頼み、天堂の顔にしてもらい、
日本にやってきた。
たまたま運良くアジジの国にいたのか?ブラック・ジャック。
空港に出迎えに来た天堂の母親にも、
偽者だとは見破られず、ほくそえむアジジ。
成りすますために半年もの間、
筆跡やら日本語を必死で勉強したのは偉いな。
しかし会社が潰れ、共同経営者も借金を作り逃げてしまい、
一文無しになってしまった、と聞かされ、唖然とする。
元の顔に戻してくれとブラック・ジャックを訪ねるが、
「あんたなんか知らん。顔を変えて欲しければ、
金を持って来い」と、突き放される。
ボロアパートで侘しく暮らす母子。
かいがいしく息子に尽くす母親に、
どうせ他人だ知るもんか、と突っ張っていたが、
その優しさに触れるうちに、心を開くアジジ。
♪母さんが夜なべをして、セーター編んでくれた~♪
まるで本物の親子のように、楽しく暮らす2人。
「生活費ぐらい俺が稼がなきゃ笑われる」ってあぁ耳が痛い…(爆)。
しかしある日、アジジが母親の入れ歯を見つけると、
母親は家を飛び出してしまった。
入れ歯くらい、処分しとけよー。
寒い公園で震える母親。
アジジが見つけた時には、重症の肺炎で、
もうすでに手遅れの状態。
ブラック・ジャックに助けを求めるアジジ。
「あんた、うまくいってたか?
つまり、あの母親と、うまくいってたのか?」
「もちろんだ。あの人は、かけがえのない母親だ!
たった一人の家族なんだ!
金なら一生かかっても何とかする!
頼む!母さんを救ってくれ!」
病院に駆けつけ、手術をしようとするブラック・ジャック。
だがそれををとめる、母親。
最後に息子に言いたいことがある、という。
実は、母親は、本物の母親ではなかったのだ。
天堂の母親は、実は一年前に亡くなっており、
家政婦だった女は、ブラック・ジャックに頼んで顔を変え、
天堂家の財産を手に入れようとしたのだ。
死んだ奥さんの死体はどう処理したんだ?
親戚もいない、って言ったって、それなりの金持ちな家だったのだから、
お取り巻きがいたろうに、それにもバレなかったのか?
「かあさん…俺も話が…!」
「まだ母さんと呼んでくれるのね。嬉しい…」
「何度だって呼んであげるよ!
だからお願いだ、もっと僕とずっと一緒に…!」
アジジは、母親と一緒に撮った写真を持って、
国に帰っていった
原作どおりの、とんでもない展開に、
それってアリ?感満々だけど、いいお話でした。
しかし久しぶりの放映にもかかわらず、
ブラック・ジャックの出番が少なくて、がっかり。
寒さに負けず
ランキングよろしくお願いします♪
【参考】
ブラック・ジャック-日テレ公式HP
『ブラック・ジャック VOL.4』
ブラック・ジャック Sound Karte 02
BJ |