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*モナミ* SMAP・映画・本

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2006.04.14
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カテゴリ:SMAP

笑の大学 スタンダード・エディション『笑の大学』


戦争の影が日に日に色濃くなってきた、昭和15年。
巷では思想統制が厳しくなり、大衆娯楽にも、
検閲のメスが入るようになっていた。

そんな中、劇作家の椿一(稲垣吾郎)は、
新しい台本の検閲を受けるため、
警視庁の取調室に出頭する。

腹の底から笑ったことのない検閲官、
向坂(役所広司)は、椿の台本を落とすため、
次から次へと、無理な注文をつけていく。



大げさなお辞儀だとか、文字で示したりとか、
決してリアルではなく、舞台ならではの、
デフォルメされてる面白さ。

面白さが分からない検閲官の注文のお陰で、
台本がどんどん面白くなっていく、面白さ。

最初から最後まで、
吾郎ちゃんと役所広司の二人芝居なのに、
飽きさせないのは、役者の力量か、監督の力量か、
脚本の力量か。


気難しい検閲官が、アイディアを出したり、
ノリノリ?で、警官の役までやっちゃったり。

なんだか楽しくなっちゃって、ぐるぐる走り回ったり、
カツラまで被って、役になりきっちゃったり。


「こんなの面白くない!」なんて、いつの間にか、
検閲室は、推敲の場になり、稽古場になり。

大爆笑する感じではなく、くすっ、にやっ、という笑い。

面白がってやってるのではなく、
至って真面目だからこそ、の面白さ。


どうしても、笑いに走ってしまう男と、
どうしても、笑いが分からない男。

やっと分かり合えた…?と思いきや、
またしても無理難題を言い出す検閲官。

それに、「やってみなくちゃ分からないだろ!」
と立ち向かう、吾郎ちゃん。


シリアスなのに、コミカル。
コミカルなのに、目頭が熱くなる。

そして、検閲官が熱くなっているのに、
吾郎ちゃんが冷めてしまった理由に、思わず涙。


コミカルでおかしくって笑えちゃう、それと同じくらい、
ヒューマンであったかくって涙が出てくる。

笑いを期待して観たのに、なぜか大泣きしてしまった、
おかしな映画でした。


思いっきり笑えるって、ほんと幸せだよね。
思いっきり泣けるって、ほんと幸せだよね。

なんて思ったり。


元々舞台モノだからだろうけれど、
あーお芝居で泣かせるところって、こんな感じだー、
って、まるでお芝居を観てるような臨場感が、
よかったです。


面白さを追求する吾郎ちゃんが、
『ブスの瞳に恋してる』の吾郎ちゃんに、
通じてるような。



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【参考】
 goo映画 『笑の大学』


♪本日のBGM
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最終更新日  2006.04.14 20:54:02
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