2006/05/25(木)19:29
『イン・ハー・シューズ』 姉妹っていいな♪
『イン・ハー・シューズ』
周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、
難読症というハンディキャップがコンプレックスの、
マギー(キャメロン・ディアス)。
一方、姉のローズ(トニ・コレット)は、
弁護士として成功しているものの、
自分の容姿に自信が持てずにいた。
定職にも就かず、義母にも追い出され、
ローズの家に居候していたマギーだったが、
いつもの調子でローズの怒りを買い、
家を追い出されてしまう。
仕事はバリバリだけれども、サエない姉と、
美人でセクシーだけど、それだけの妹。
遊びほうけてばかりの妹が心配の姉と、
真面目すぎる姉が心配の妹。
食べ物は太るし、洋服は似合わないし、
自分を慰めるのには、靴が一番いいの、
という、地味な姉。
そんな姉に、迷惑かけまいと思いつつも、
ついつい甘えてしまう妹。
姉はほんと、大変だ(笑)。
どうしようもないトラブルメーカーで、
お荷物の妹なんだけど、
なんだかんだ言ってても、妹が心配の姉。
姉の気持ちがよく分かる(笑)。
どうしても、姉の立場で見てしまい(笑)、
調子ばかりいい妹に、イライラしたり。
どうしても、自分と重ねて見てしまう姉の(笑)、
立ち回りの下手さに、イライラしたり。
でも、今までとは違った状況に身を置いた2人が、
少しずつ変わっていく。
幼かった妹が、何も知らなかったのは、
ずっと姉が守っていてくれていたからだと知り、
姉も、妹の意外な才能に気づく。
こんな姉妹って、いいなぁ。
って、私にも妹がいるけれど、8歳も下だからなぁ。
完全に、保護者の視点だもん(笑)。
でもなんで、邦題が原題のままなんだろ?
そりゃ確かに間違ってはいないけれど、
「彼女の靴がどした?」って思っちゃうじゃん(笑)。
そんなの私だけ?
じゃなくて、in one's shoes=人の身になって、
てな感じの、上手い邦題、なかったのかなぁ。
姉、妹、祖母、義母、死んだ母、
彼女たちの立場それぞれに、少しでも、
想いを馳せることができるようになった姉妹。
多分、これからも喧嘩を繰り返すんだろうけれども、
「姉妹」という、他の何とも違う、
特別な絆で結ばれた特別な2人は、
特別な関係のままなんだろな、と思った映画でした♪
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【参考】
イン・ハー・シューズ
goo映画 『イン・ハー・シューズ』
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