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*モナミ* SMAP・映画・本

2006.06.25
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ファイアボール・ブルース『ファイアボール・ブルース』 著:桐野夏生


桐野夏生の本は、どうも暗くて、重くて。
体調の悪い時や、天気の悪い時には、
読むべきではない、と思うのだけれど。

本書は、スッキリ爽快。
なんてったって、本気で闘うのだから。
女たちが。


格闘技にはとんと疎くて、女子プロレスはおろか、
男子プロレスも、K-1だとかも、全く見たことはなくて。

でも、出てくる技がどんなものか分からずとも、
それが決まった時の爽快さ、そして、
逆に決められた時の悔しさは、伝わってくる。


文字通り、身体を張って、闘う女たち。
言葉遣いもナリも、そこら辺の男より、男らしい。

本当に強い人間というものは、
一本芯の通った心も強い人間だ、という、
なんだか言い古されてきた言葉が似合うような、
男前の女子プロレスラー、火渡。

その彼女が、リング上で顔を合わせた、
外国人女子プロレスラー、ストーミー・ジェーンが、
試合放棄をしてしまう。

それが、なぜか気にかかる火渡。
ジェーンの失踪が、思わぬ事件へと繋がっていくのだが、
なぜ火渡が、そんなにもジェーンにこだわったのか、
それこそが、強すぎる火渡の、秘めたる悩み。


そんな彼女に憧れ、女子プロ界に入るも、
0勝10敗という弱っちい近田が主人公なのだが、
火渡の付き人として信頼はされていても、
距離を感じてしまう火渡に、一抹の寂しさを感じる。

火渡に褒められたい、と奔走する近田を認めながらも、
火渡は近田を、リング上では、冷たく突き放す。

「結局は自分ひとりなんだ」ということを、
身体で教え込む。


強い身体に押さえ込んだ、もっと強い感情が、
リングの上で、ほとばしる。

彼女の試合を見たらば、きっと私も、
「ひ~わったり~~!」と、拳を上げて、
応援しただろう。


事務所が解散する、最後の試合に、
ナンバーワンのアロウに勝った近田は、
どのように成長するのか。

はたして、火渡を倒す日は、やってくるのか。

ぜひ、ファイアボール・ブルース(2)『ファイアボール・ブルース2』も、
読んでみたくなった一冊でした。


消えたジェーンの情報を知るのに、
「パソコン通信」というところが、時代だなぁ、
なんて思ったり。

今だったら、隠しておける事件なんて、
ないんじゃないのか。

事件が起こった直後に、名前はおろか、
顔写真も流出してしまう世の中、
クライムミステリを書くのも難しいだろうなぁ。



ランキングも
よろしくお願いします♪


【参考】
◆その他、桐野夏生の著書は→ 楽天ブックス



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最終更新日  2006.06.25 22:46:15

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