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*モナミ* SMAP・映画・本

2007.01.17
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テーマ:本日の1冊(2484)
カテゴリ:


『ロリータ』 著:ナボコフ


中年のヨーロッパ出身の知識人、
ハンバート・ハンバートは、
アメリカでの下宿先で、そこの一人娘、
ドロレス・ヘイズに魅せられる。

その母親で未亡人のシャーロットが、
自分に恋していることを知り、彼女と結婚、
ドロレスの「父親」の立場を悪用して、
欲望を果たすべくチャンスを伺うのである。

ロリータへの感情が彼女の母親に露見した時、
運命は一転、彼はロリータを完全に手に入れる。



「ロリータ・コンプレックス」なる言葉を生み出した、
倒錯愛小説として有名な作品。

しかし、あからさまな性的描写は全く出てこない。
ロリコン的な要素を求めたら、肩透かしを食らいます。

純粋な恋心と、変わらぬ愛と情熱に満ちた、
ラブスト-リー。

ただし、主人公が40過ぎの中年男で、
彼が愛した相手が、12歳の少女でなければ。


自分の罪を告白するに当たって、ハンバートは、
驚くほど饒舌に、時に皮肉を込め、時に自嘲的に、
時に滑稽に、ロリータへの愛を訥々と語る。

「ロリータ、わが生命のともしび、わが肉のほむら。
わが罪、わが魂。ロ、リー、タ」


狂信的なロリータへの愛に、やや辟易しつつ、
読み進めるうちに、それが現実なのか幻想なのか、
分からなくなってくる。

ハンバートは、理想の「ロリータ」を、
自分で創り上げていただけなのでは…?

主人公のハンバートが作り出した、
「ニンフェット」という言葉に凝縮された魅力を持つ、
ロリータという少女は、本当に存在したのだろうか…。


人生に疲れ、草臥れた中年男が、
小生意気な青臭さを持つ少女に惹かれる。

少女は、男が自分を愛していることを知っていて、
彼を翻弄する。

「ニンフェット」なる少女は無意識に、
彼を喜ばせ、戸惑わせ、気をもませ、
熱狂させるすべを知っている。

しかし少女は、大人になる時がやって来る。
中年の変化とは、比べもにならないほどの、
大きな変化が。


ハンバートのお陰で私たちは、
ロリータがどんな少女なのか、知ることができる。

しかし、ロリータの言葉も行動も姿も性格も、
ハンバートの目を通して見られ、
ハンバートの口を通して語られたもの。

ロリータ自身はその時、
何を感じ、何を考えていたのか。

それがとても知りたい、と思った作品でした。


『ロリータ』



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【参考】
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最終更新日  2007.01.17 19:07:47

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