*モナミ* SMAP・映画・本
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『駅馬車』 1880年代のアメリカ西部。 アリゾナからニューメキシコに向けて出発する、 一台の駅馬車。 気高い売春婦ダラス、リンゴを追う保安官、 アル中の医者、兵隊の夫を訪ねる若妻、 金を横領した銀行家、悪名高い賭博師、 小心者の酒商人、おしゃべりな御者、 そしてお尋ね者のリンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)。 それぞれ目的や、人に言えない過去を持ち、 会話はするものの、お互いに反発し合う。 しかし、長旅の道中で色々な出来事を迎え、 お互い打ち解けあってきた頃、 ジェロニモ率いるアパッチ・インディアンが、 駅馬車を襲撃する。 駅馬車ってなに? と思ったら、乗り合い馬車のことなのね。 砂漠を駆け抜け、丸太をくくりつけ、 川までざぶざぶ渡っちゃう。 鉄道がなかった時代の、大陸を横断するための、 唯一の手段が、駅馬車か。 しかし、屋根がついてるとはいえ、 こんな吹きっさらしの砂漠の旅は、 さぞや大変だったろう。 それでも、西へ西へと進んでった先人たちの、 強さというか、強欲さというか(爆)。 インディアンたちを、「野蛮人」と恐れながらも、 それ以上に野蛮なことを繰り返しながら。 この時代の女性のドレスが、とてもかわいい。 首までぴったり覆うフリルのブラウスに、 腰に大きなリボンのついた、 たっぷりとひだをとったロングスカート。 スカートの下には、フリルのペチコート。 そして、お洒落な帽子。 馬車での長旅には全く向かない、 非実用的すぎる服装だけれども、こんな僻地でも、 お洒落を忘れない女性たちの衣装に、 男性に礼を尽くされながらも、所詮、 男に従属する存在でしかなかった女性の姿を 垣間見るようで。 それぞれ異なるバックグラウンドを持つ者たちが、 一つの馬車に乗り合い、ドラマが生まれ、そして、 ピンチに陥った時、その人の真価が問われる、 っていうのは、昔も今も群像映画の見どころ。 地位も名誉もある人が、一番ビビリだったりするのは、 いつものパターン(笑)。 しかしなんで、アパッチ族は駅馬車を襲ったんだろう? ただの旅客なのに。 今も変わらないであろうモニュメントバレーを背景に、 駆け抜ける馬ってかっけー…と思った、映画でした。
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