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*モナミ* SMAP・映画・本

2007.03.30
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『吾郎とゴロー』 著:川渕圭一


新米エリート研修医の吾郎は、真夜中、
勤務するオンボロ病院の中庭でゴローと出会う。

一見、ミュージシャン風のゴロー。
しかし彼は、6年前にこの病院で死んだというのだ。

幽霊など、はなから信じてない超現実主義の吾郎だが、
生意気なゴローの話を聞くうちに、
ゴローのことが気になり始める。



もちろん、タイトルが気になったので読みました(笑)。


確かに頭はいいけれど、どこまでもいけすかないヤツで、
ただひたすら出世したいだけの研修医、吾郎。

なのに、うらびれた分院に飛ばされて、
久しぶりのデートでも、彼女に愚痴ばかり。

絶対こんな彼氏イヤだ、と思うくらい、
ああいえばこう言う、自信満々の屁理屈男。


遺伝子治療の研究をして多くの病人を救うのだ、
だから、患者一人一人なんかに付き合ってるヒマない、
と、トロくさい3人の同僚たちを尻目に、報告会や、
教授回診の受け答えも完璧にこなす。

自分が患者だったら、絶対に診てもらいたくない医者。
だけど吾郎自身は、患者を診る間も惜しんで勉強することで、
多くの人の命を救うと、本気で信じてる。

本気で信じてるからこそ、いっそうタチが悪い。


サラリーマン生活を経て、30歳で医大に入り、
37歳で研修医になった著者。

その彼が書いてるのだから、腹立つばかりの吾郎像にも、
説得力があるのだけど、でも、多少はフィクションだと、
信じたい。

信じたいけど、私が大学病院に入院してた時の研修医も、
ひどかった。

「膠原病は専門じゃないから」と言い放ったあいつは今、
どんな医者になってるんだろう。


超成果主義だった吾郎が、なぜ医者になりたいと思ったか、
医者とはどうあるべきか、ということに気づく、という、
ありきたりな展開はいいとしても、そう気づいたのが、
幽霊に出会ったから、というのは、きっかけとしては、
ちょっと弱かったような。

前半では、自分の患者が死んでも顔色一つ変えなそうな、
血も涙もない理屈屋の強情っ張りだったのだから、
それを心変わりさせるには、幽霊のエピソードに、
もうちょっとインパクトが欲しかったかなぁ。

私が屁理屈屋だから、それぐらいで変わるかぁ?
って思っちゃったのだけど、ほんとはこの吾郎は、
素直でいいヤツだったのかも。
ちょっと曲がった方向に伸びそうになっちゃっただけで。


この本を、ぜひ研修医や医者に読んでもらいたい、
と思った、一冊でした。



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【参考】
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最終更新日  2007.03.30 18:43:28

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