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*モナミ* SMAP・映画・本

2007.07.25
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『穴』 著:ルイス・サッカー


「まずい時にまずいところに」いたために、
代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。

スタンリー(イェルナッツ四世)も無実の罪で、
砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれ、
残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の地に、
“穴”を掘る毎日。

ある日ついにスタンリーは、決死の脱出を図り、
砂漠の中に飛び出すのだった。



児童書なんだけれども、結構シビアというか、
軽く児童虐待物語(笑)。

盗みだとかの悪いことをした子供が送られる、
「グリーン・レイク・キャンプ」は、湖どころか、
100年間雨の降ってない、からっからの砂漠。

そこで子供たちは、来る日も来る日も、
穴掘りをさせられる。

ガラガラヘビや毒とかげのうようよいる砂漠で、
「根性を養うため」、ただひたすら、
決められたサイズの穴を掘るだけ。

同じチームの子供たちも、一癖二癖あるし、
監視員たちも意地が悪かったり。

それにも増して怖いのは、
ガラガラ蛇の毒から作ったマニキュアをした所長。


ろくに水も食べ物も与えられず、炎天下の中で、
延々と穴を掘り続ける毎日。

それもこれも、「豚泥棒のひいひいじいさん」のせい。
呪いなのか執念なのか、そんなもの信じてなくても、
何か悪いことが起こった時に、誰かのせいにしたくなる。

そんな時に便利なこの台詞。
ひいひいじいさんのせいにしてしまえば、
自分のせいじゃないもんね。

けれども、そんな言い訳で諦めなかったスタンリーは、
とうとう、代々続く「悪運」から、逃れることができた。


穴掘りの好きな小さな男の子の名前を聞いた時に、
ピン!と来なけりゃいけないんだろうけど、
私は最後にそう言われるまで、彼が彼女の孫だと、
気づきませんでした(笑)。

そこでやっと呪いが解けて…ってことなのね!
って、気づくの遅いよ!(笑)

100年に渡る物語が、ここにきてぴったり繋がる。


所長の探し物を掘り当てた2人は、絶体絶命のピンチ!
そこに、外から大人が助けに来てくれるのだけれど、
最後まで大人の手を借りず、2人だけで
(もしくは他の子供たちとも協力して)、
シャバに戻ってきて欲しかった。

その部分だけが、急に現実的というか、
突然にご都合主義になってしまうのが、ちょっと残念。


最後まで、少年たちの冒険物語であって欲しかった、
とラストがちょっと残念だったけれども、
面白かった1冊でした。



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よろしくお願いします♪


【参考】
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最終更新日  2007.07.26 22:50:59


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