*モナミ* SMAP・映画・本
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『フットルース』 シカゴ生まれのレン・マコーミック(ケヴィン・ベーコン)が、 ロックもダンスパーティも禁じられているアメリカ中西部の、 小さな田舎町ボーモントに転校してくる。 そこではある高校生が起こした事故をきっかけに、 ダンスもロックも禁止されており、シカゴと言う都会で育ったレンは、 その異様な状況に困惑する。 周りから孤立し監視されているという息苦しさから抜け出すため、 高校の卒業パーティーをしようと仲間を集めるレン。 町議会での町民集会で聖書の一説を用い提案を行うが、 ムーア牧師を始めとする町の大人たちに却下されてしまう。 ただただあの国への憧れだけを抱いていた頃に見て、 アメリカってなんて国なんだ!と驚いた映画。 大きな車をぶっ飛ばし、思い思いに踊る高校生たちが眩しくて、 羨ましかった映画。 何より、歌が流行ったね。 サントラを聞いたら、一瞬であの時代に戻れる。 そんなサントラブームって、この映画からじゃないかな? 親や先生に背いて突っ張っても、でもまだ子供だなぁと、 ずいぶん大人になった今見たら、思うけれども。 大人に隠れて悪いこともできず、真っ向から反抗するなんて、 まだまだズルさを知らない若気の至りというか。 てかケビン・ベーコンが若い(笑)。 ジーンズも超ハイウエストだし。 ダンスも、ステップとか微妙に古いんだけど、でもカッコいい。 よそ者には冷たい閉鎖的な田舎町。 特に都会から来た者となると一層、風当たりは強く。 そんな町では以前、それが原因の事故で死んだ若者がいるからと、 音楽とダンスを禁止しており。 音楽とダンスを禁止したら、若者の溢れるエネルギーは一体、 どこに行くのかと。 そりゃーもっと悪いことに使うしかないよね。 そこに考えがいかないほど、マヌケな大人たちばかりじゃないと、 思うけれど。 それでも音楽とダンスが、悪の温床だと信じて疑わない大人たち。 そこに何とか風穴を開けようと立ち上がる若者たち。 典型的な、頭の固い大人vs反抗期の青少年映画だけども、 牧師に対抗するにはと、レンが聖書の一文を持ち出す場面は、 キリスト教系の学校に行ってたからか、とても印象に残ってて。 洋画を見る時は、キリスト教や聖書って切り離せないものなんだと、 今に至るまでずっと思っている、その始まりかも。 主人公の女の子エリエルの、クスリでもやってんじゃない? ってぐらいのアブナイ行動の数々に終始ヒヤヒヤするんだけども、 それも父親への反抗だと思えば…納得できるか?? 何かと反抗する娘を案じ、牧師の父は押さえつけようとするけれど、 母親は控えめながらも、理解を示そうとする。 そういうところはやっぱり、女のほうが強いというか、 柔軟性があるというか。 学校の女の子たちも従姉妹の女の子たちも、いち早くレンになじみ。 「都会から来たワル」ってのがまた、その年頃の女の子にとって、 魅力的なんだろうけれど。 「できっこない」と諦めていたことを、諦めないこと。 一人の力は小さくても、それを合わせれば大きくなり、 動かせないと思っていたことも動かせること。 そう信じ込める青春の煌きが眩しい、映画でした。 『セックス・アンド・ザ・シティ』で大ブレークの、 サラ・ジェシカ・パーカーが出てたとは! 古い映画を見直してみると、こういう発見があって楽しいかも。 オリジナル・サウンドトラック
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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