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2008.10.19
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:映画
[キーラ・ナイトレイ] ブログ村キーワード


『シルク』


1860年代のフランス。
蚕の疫病が発生したことにより、エルヴェ(マイケル・ピット)は、
妻・エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)をフランスに残し、
世界でもっとも美しい絹糸を吐く蚕の卵を求めて日本へと旅に出る。

幕末の日本に到着したエルヴェは、蚕産業者の原十兵衛(役所広司)
が連れていた、絹のように光る白い肌の少女(芦名星)に目を奪われる。

フランスに帰国してからもその少女の姿が頭から離れないエルヴェは、
在仏日本人のマダム・ブランシュ(中谷美紀)の力を借りて、
再び日本へと向かう。



その頃のヨーロッパ諸国にとって、日本という国は、
果てしなく遠い国だったろうな。
エジプトに行くのですら、ひと月もかかっているのに、
「エンド・オブ・ザ・ワールド」だもの。


結婚したばかりの美しい妻と庭を残し、命がけで何千キロも旅をし、
密航船に乗り、目隠しをされて雪の峠を越え、
言葉も文化も習慣も違う異国にただ一人。
そこまでして行って手に入れたいほど価値のあった、絹。

新妻は、「馬鹿な戦争に行くよりマシよ」と旦那を送り出すけれど、
バカな戦争の方がマシだったかも。
と気づいた時には、時すでに遅し。

異国の少女にすっかり心を奪われてしまった夫。


しかし客人をもてなすのに、そんな乱れ髪で出てこないだろ?とか、
茶を飲む時に(しかも客人が飲んだ茶碗を囲炉裏越しに取って)
そんな見つめないだろ、とか、いきなり膝枕ってなに!?とか、
なんかよく分かんない日本描写が出てくるんだけど、
日本の俳優さんたちは、それ違うよ、と注意しないんでしょうかね?
役所広司さん。
そもそも原十兵衛が英語ペラペラなのも不思議だけど。

慎ましやかな大和撫子はいずこへ!?と思ったけれど、
外国人が抱いている日本の幻想、といったところなんだろうか。
そしてその幻想はやはり、幻想でしかなく…。

妻は夫の秘密を知っていたけれど、夫は妻の苦悩を露とも知らず。
妻の深い愛に気づいたのは、それを失ってしまった後。


日本とフランスの、美しい風景の中でもどかしいぐらいに、
ゆっくりと流れる時間。


中谷美紀が、美しかった。
日本人女性の凛とした美しさを保ちつつ、
フランスの社交界でも劣らない気品を漂わせ。

芦名星はよく分かんないや(爆)。
輝くほど美しいか、と言われたらうーん。。。と。

何ヶ月も女性との接触もないところに訪れた異国で、
異国の女に意味ありげな行動をされた若い男が惹かれるのには、
十分だけれども。

国にキーラ・ナイトレイほどの美女が待っていようとも(笑)。



『絹』 著:アレッサンドロ・バリッコ


オリジナル・サウンドトラック


【参考】

 シルク 公式HP


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最終更新日  2008.10.19 08:57:54


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