＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『initial イニシャル～岩井俊二初期作品集第三弾』


岩井俊二監督のデビュー15周年を記念した、
初期TVドラマ傑作選の第3弾。

都会に住む女の子の夏の1日を描いた「夏至物語」と、
両親の離婚後、別々に引き取られた小学生の姉弟が再会し、
父親が引き起こしたある事件を語り始める「オムレツ」。


15年ほど前、深夜のTVでこれを見て、ものすごく印象に残ってて。
しばらくしてもう1度あったのか、2度見た記憶があるのだけど、
なぜかずーっと気になってて。

強烈な印象だったのは覚えてるんだけど、タイトルも分からず、
映画なのかドラマだったのかも分からないままで。
最近やっとタイトルが分かったので、改めて見てみようと、
借りたのだけれど、やっぱりすごいインパクトだった。


すごいよ、このオチは。
一体何なの？この子は？
何やってんの？

と見せておいて、そうなんですか！そう来ますか！と。
1992年製作らしいけれど、15年経った今見ても傑作だと思う。
傑作というか、残るんだよね、いつまでも。
言葉に表せないけれど、うわぁ…という感じが、いつまでも。

しかしこの女の子、ストーカーというか妄想女というか、
ゴミ女というか、ある意味時代の最先端？（爆）
しかし憧れの君が、くりぃむしちゅーの上田晋也だったとは。


同時集録の『オムレツ』も、高田純次が離婚した父親、ってだけで、
おかしな予感通り。
笑っちゃう中にも、ヒューマンな香りが…。
でもやっぱりコメディでした。

『夏至物語』と比べたら、ちょっと冗長すぎたかな。
というか、『夏至物語』のインパクトが強すぎなのか。

『initial イニシャル～岩井俊二初期作品集～』


【参考】

　initial　イニシャル　岩井俊二初期作品集

ランキング励みになります♪
↓　　　　　　　　↓
　　






映画ﾚﾋﾞｭｰ