*モナミ* SMAP・映画・本
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『アース』 今からおよそ50億年前、巨大な隕石が地球に衝突し、 その衝撃により地球は23.5度も傾いてしまう。 この傾斜は四季の移ろいや多様な地形を地球にもたらし、 生命の誕生に重大な役割を果たすこととなった。 北極を基点に地球縦断の壮大な旅に出た撮影隊は、ホッキョクグマ、 象、ザトウクジラの親子に導かれ、さまざまな命の営みに出会う。 この映画の中で、この地球のことを「幸運の星」と言ってるけれど、 「奇跡の星」だと、私は思う。 何億分の一だか何百億分の一だかのいくつもの偶然が奇跡的に重なって、 この奇跡のように美しい星が生まれ、そこで奇跡のような生命が生まれ、 そして人類が生まれたなんて、どれだけの確率の奇跡なんだろう、と。 もし、この地球ができる要素のひとつでも、ほんのちょっと違っていたら、 たとえば、太陽の大きさがほんの少し大きかったり小さかったり、 地球と太陽の位置がほんのちょっと遠かったり近かったりしていたら、 生命は生まれなかったかもしれない。 そう思うと、ほんとにこうして私がここにいられることは、 奇跡と言わずして何と言うべきか、とほんとに思う。 そしてこの奇跡の星は、様々な環境を持ち、そこには、 奇跡のような生命が溢れている。 苛酷な環境で生きる動物たち。 自然に逆らわず、自身の体を環境に合わせるように生きている動物たち。 餌を捕り、子供を産み育て、移動し、その全てが生きるために必死。 必死だからこそ、その姿は美しい。 環境によって、動物たちは自分の形や生活スタイルを変化させ。 ヒマラヤ山脈のもっと上を、生死をかけて越える鳥たちがいる一方、 食料の豊富な密林で暮らす鳥たちは、求婚のためのアピールに余念がなく。 渇ききった大地を、水を求めて何十キロも移動するゾウやバッファロー。 それを狙う、飢えたライオンたち。 食べる方も食べられる方も、まさに命がけ。 だけども乾季の水飲み場では、ラインもゾウも隣り合って水を飲む。 この奇跡の星に生きているのは、私たち人間だけじゃぁないんだと。 この奇跡の星を自分たちの都合の良いように変えていいはずがないと。 必死で命を繋ぐ動物たちは、無言で私たちに訴える。 地球の美しさ、そこに生きる生命の強さと美しさに、涙の溢れた、 映画でした。 【参考】 アース 公式サイト
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