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*モナミ* SMAP・映画・本

2009.03.26
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カテゴリ:映画


『息子の部屋』


妻パオラ(ラウラ・モランテ)と2人の子供とともに、
平穏な生活を送る精神分析医のジョバンニ(ナンニ・モレッティ)。

ある日、息子アンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーチェ)をジョギングに誘うが、
直後に患者からの往診の依頼があり、出かける。

ところが、その間に友人たちとダイビングに出かけたアンドレアは、
潜水中の事故で死んでしまう。

一家の幸福な生活は、一瞬にして断ち切られてしまう。



ずっと続いていくだろうと思っていた平凡な日常生活が、
ある日突然絶たれる。
何の準備もないまま、ぽっかりと空けられた穴は、
それまでは気づかないほど大きな空虚となり目の前に口を開ける。


前半は、お互いの距離を取りあぐねている(と言っても、
日本の父子関係からしてみれば、あり得ないほど親密だけれども)、
父親と難しい年頃の息子の微妙な関係が描かれ。

息子が学校からアンモナイトの化石を盗んだとの疑いがかけられ、
否定する息子をなんとか信じようとする父親。
しかし母親のように、頭から完全に信じることはできない。

息子も、母親には打ち明けられる話も、父親にはできない。
そして微妙な距離を保ったまま、息子は帰らぬ人となってしまう。


もしあの時往診になど行かずに、息子とジョギングに行っていれば。
もう少し息子の話を聞いていれば。

残された方は、「あの時ああしていれば」という後悔がやむことはないだろう。
しかし、もし何をしていたとしても、後悔しないことなんてあるだろうか。


『息子の部屋』という題名だけれども、息子の部屋はほとんど出てこず。
化石を探そうと息子の部屋に入るも、思いとどまる父親と、
息子が亡くなってからその服に顔を押し付け泣く母親と。

そしてたった1日のキャンプで知り合ったガールフレンドが持っていた、
自分の部屋で笑う息子の写真と。


息子を失ったことで、少しずつバランスを崩していく家族。
それまで患者と一定の距離を保とうと冷静に接してきた父親も、
ついに感情が爆発してしまう。


息子の生きていた軌跡をたどろうとする家族。
しかし周りの時間は、日常的に過ぎていく。
その無情さ、しかしその中で生きていかなければならない

静かに流れる時間、静かに悲しむ家族。
日常を切り取ったような、しかしそれは永遠には続かないと語る、
静かな映画でした。


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最終更新日  2009.04.05 11:05:56

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