『近距離恋愛』
トム(パトリック・デンプシー)と、ハンナ(ミシェル・モナハン)は、
大学時代から10年来の大親友。
そんなある日、ハンナがスコットランドへ6週間の出張。
彼女のいない週末がハンナへの恋心をトムに気付かせていく。
ようやく帰国したハンナに自分の想いを伝えようとした矢先、
ハンナは突然、出張先で出会った男との婚約を報告。
さらには、本来親しい女性が務めるはずの花嫁付添い人
(Maid of Honor)になってほしいと頼む。
結婚式までの2週間、花嫁付添い人として式の準備を進める一方で、
なんとか自分の気持ちを伝えようと奮闘する。
そして、ついにハンナの結婚式当日が訪れる。
いいなぁ♪
と、うっとりして見てしまった。
ニューヨークの街並みに(爆)。
あーここも行った!ここも行った!ってそれが気になって、
映画に集中できなかった、ワケじゃぁないけど。
しかし、羨ましい。
こんな男女の友情。
まさに友達以上恋人未満ってヤツ?
そもそも、ウマの合う相手、好意や興味のある相手だからこそ、
「友達」になるのだから、その一線を越えてしまう可能性ってのは、
常にあって。
そんな中で10年も友情をキープし続けてきたってことが、
すごいのか、鈍いのか(笑)。
でもただの友だちなのに、あんなにベタベタするもの?
お互い必要以上に異性として意識してないから、できるの?
あんなに近くにいるのに、気持ちに気づかないなんてこと、あるの?
あんまり長いこと近くにいすぎて、逆に気づかなくなっちゃうの?
なんとなくもどかしくもあったり、でも今更という気持ちもあったり、
ベストフレンドとしてこのままでいいかと思ったり。
そんな2人に、転機が訪れる。
ハンナのいない間、色んな女の子とデートするトムだけれど、
ハンナほど気の合う相手はいないと気づく。
ハンナのことが好きなんだ!とやっと悟り、それを伝えようと、
スコットランドから帰国したハンナに会いに行くと…。
時すでに遅し。
そこからトムの奮闘が始まるも、全く勝ち目なしの相手。
相手が実は結婚していたとか、ロリコンとかマザコンとか(笑)、
何か欠点があって、それでハンナが離れていくとか、
そういう映画的に都合のよい展開にはまったくならず。
トムはなんとかして、自分がどれだけハンナのことを好きか伝え、
この結婚をなんとかして思いとどまらせなければならない。
自分の男友達の協力があったり、ハンナの女友達の邪魔が入ったり。
やっと想いを伝えるチャンスが!
しかしそれがキッカケで結婚式前日に、トムはハンナの元を去る。
最後はまるで映画のような(笑)ハッピーエンドだったけれど、
でもあれって、花婿的にはたまらんよね。
過去何度も映画で繰り返されてきたシーンだけれども、
実際にあんなことになったら、裁判沙汰になりそう。
久しぶりに男友達に連絡してみようかな、なんて思った1本でした。
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【参考】
近距離恋愛 公式サイト
映画「近距離恋愛」特集
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