「午前十時の映画祭」に行ってきました。
と言っても、午後二十時半始まりだったけれど。
観てきたのは、スーパーマンのクリストファー・リーヴ主演の、
『ある日どこかで』。
東京では六本木と府中のTOHOでしかやってないので、
六本木まで。
実は六本木は、中居くんがサンデージャングルをしてた時、
テレビ朝日に入出待ちをしに来て以来。
その頃はこんなに立派な「六本木ヒルズ」じゃなかったし。
そういや東京タワーの見えるホテルにも泊まったっけね。
中居くんを一目見るためだけに。
そんで朝イチの飛行機で福岡帰って、そのまま仕事に行ってたさ。
若かったなぁ。。。
それはさておき、TOHOシネマズ六本木の入口。
中はこんな感じ。
なんでこうも、何もかもガラス張りなんだろ?
地震が来たらどうするんですかね?
それともこれは、割れないガラスなの?
映画は、といいますと…。
1972年5月。
ミルフィールド大学で、脚本家を志すリチャード・コリアー
(クリストファー・リーヴ)の処女作の出版を祝って、
パーティが開かれていた最中、それをそっと見守る、
一人の老婦人の姿があった。
老婦人はリチャードに歩み寄り、古い金時計を渡して立ち去る。
「Come Back To Me(帰ってきてね)」と言う謎の言葉を残して。
その老婦人はグランドホテルの一室でラフマニノフを聴きながら、
やがて静かにその人生を終えようとしていた。
それから8年後、著名な脚本家となったリチャードは、
シカゴのオフィスで彼の大好きな同じラフマニノフを聴いていた。
脚本家としてスランプに陥っていた彼は意を決して、
旅に出ることを決意する。
その旅の途中、偶然通りかかった「グランドホテル」に宿泊する。
そしてホテル内にある資料展示室に飾られてあった、
一枚の美しい女性(ジェーン・シーモア)の写真に心惹かれ、
魅せられる。
この女性は誰なのか?
何故こんなにも心惹かれるのか?
音楽がいい。
切なく美しく、たまらない。
ある日どこかで テーマ曲と名場面-youtube
Rhapsody on a Theme of Paganini by Maxim-youtube
物語は簡単に言っちゃうとSFだけども、切ないね。
なぜ1枚の写真にあんなにも惹かれたのかが謎だけれど、
それは「運命」と言うしかないんだろう。
そして、あまりにも彼女に会いたい気持ちが高まって、
時間を超えて会いに行く。
やっと彼女に出会えたけれども、売れっ子女優の彼女に、
なかなか近づくことはできない。
しかしついに思いを遂げることができる。
と思ったのもつかの間…。
死ぬことないやん、と思うけど、待ってても生きててもしょうがない、
って思っちゃうよね。
あの彼女は、待ってたら未来で会える、という希望があったけれど。
そう思って待つことができるほど、彼のことを愛していた、
ということだけど。
ほんの、1日しか一緒にいなかったけれど。
でも彼女は、なぜ彼が未来から来た、ってことを知ったんだろう?
あのコインは、残してきてないよね?
でもきっとあの後に、もっと年を取った彼女と出会うために、
新リチャード・コリアーが生まれたんだろうな。
ということは、旧リチャード・コリアーは死ななきゃいけないんだ。
未来で、新しい自分で、彼女と出会うために。
オリジナル・サウンドトラック
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