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*モナミ* SMAP・映画・本

2010.03.06
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カテゴリ:映画


『インビクタス-負けざる者たち』を観て来ました。
もう終わりかけだったので、1日に1回上映、観客も少なく。
だから終わりがけに行くのが好きなんだ(笑)。


インビクタス


1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領に就任した、
ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)だが、
新生国家の船出には、多くの問題があった。

ある日、ラグビー南ア代表の試合を観戦したマンデラの、
頭の中で何かが閃いた。
南アではラグビーは白人が愛好するスポーツで、
黒人にとってはアパルトヘイトの象徴。

しかし、1年後に南アで開催されるラグビーのワールドカップで、
南アの代表チームが勝てば、それが人種間の和解に、
つながるかもしれない…と。

代表チームのキャプテン、ピナール(マット・デイモン)との、
接触を図る。



暴力や抑圧でなく、スポーツで一つになる。


あの国も、フクザツな国だよねぇ。
アフリカの国なのに、何もかもが白人の支配下。
そして、「アパルトヘイト」という徹底した黒人差別。

それらを乗り越え、黒人初の南ア大統領となったマンデラ。
しかし、政治、経済、教育、国交と問題は山積み。
中でも人種間の和解というのは、とても一筋縄ではいかない、
根深い問題で。

綺麗事は言っていても、今まで行われてきたことは許しがたく、
そう簡単に受け入れられないのが人間。

それは、白人、黒人の両方共にあって。
黒人は、長いこと肌の色が違うというだけで虐げられてきた怒り。
白人は、黒人たちが自分たちを傷つけるのではないかと恐れる。

まずはそこを何とかしなければと、マンデラは考える。
そして、南アフリカを象徴するスポーツであるラグビーに、
目をつける。

そこがまた、この人のすごいところなんだろう。
力で押さえつけることもできたはず。
徹底して排除することもできたはず。

しかし白人を抑圧するのでもなく、黒人を特別扱いするのでもなく、
共に、この南アフリカという新しい国を作っていこう、と呼びかける。
力ではなく、スポーツで。

「敵」を国民のお互いの中ではなく、国外に作ることによって、
国民を一つにさせるという政治的視点による策略だとしても、
「南アフリカを一つにしたい」「暴力はもういらない」という熱意が、
人を動かす。


大統領とともに常に国民の目に留まるSPにも黒人と白人を配置し、
「新しい国家の象徴」とするところもまた、この人の賢いところ。

当然のことながら、最初はお互い不快感をあらわにするが、
「大統領を守る」という共通の使命のもと、理解までは至らずとも、
相手を受け入れるようになる。

それにしてもSPは大変だよな。
大統領はほいほい民衆の前に姿を現し、中に入っていくけれど、
彼を守るSPたちは気が気じゃないだろう。

もういっそ、執務室にこもって仕事してください!
って言いたくなりそう。


ラグビーなんか全然分からなくても、その迫力たるやすごかった。
応援はサッカーと同じ、「オーレーオレオレオレー!」なのね。

思わず「いたっ!」「うわっ!」なんて声が出てしまったり。
決戦では「ボール出して!」「押して押して!」「パスパス!」
なんて、思わず心の中で応援しちゃったよ(笑)。

試合シーンは、ほんとに映画のために人を集めたんだろうか?
と思ってしまうほど、スタジアムのすごい熱狂ぶり。


大統領もスタンドに座り、南アフリカの国民も、
TVの前、ラジオの前に集まり、心から自分の国の代表を応援する。

そこには、黒人も白人もなく。
あるのは「南アフリカの国民」という意識。

マオリの試合前の歌「ガンバーレガンバーレ」(と聞こえる)が、
選手たちの士気を鼓舞したように、歌には強い力がある。
南アフリカの代表選手たちも、「こんなの歌えるか」と吐き捨てた、
新しい国歌に背中を押される。


そしてそれは、奇跡を起こす。
それはマンデラにとっても、非常に危険な賭けだったに違いない。
もしここで、南アチームが負けてたら…。
こればかりはいかに大統領といえども、勝敗は運を天に任せるしか、
できないのだから。

だけどもそれは成された。
マンデラの祈りが、国民の願いが、奇跡を起こした。
まるで作り話のような、本当の話。

30年も狭い独房に投獄されていた男が、赦すことによって起こった、
変えたいと願った、変わろうと努力した、奇跡の物語。


あの飛行機のシーンも、実話だそう。
あの機長は、お咎めを受けたんだろうか。


そして音楽がよかった。
『ライオンキング』みたいなアフリカンな感じで。
アフリカンなんだけどさ。

エンディングテーマ曲「ジュピター」で、
ちょっとばっかし平原綾香が浮かんできちゃったけど。



オリジナル・サウンドトラック

視聴もできます↑


さすが、クリント・イーストウッド
幸いなことに、ほぼ単一民族国家に生まれたお陰で、
肌の色が違うというだけで、こんなにも虐げられるということが、
なかなか実感として捉えづらいけれど、彼らがそれを、
どうやって乗り越え、何を成し遂げたか、何を得たか、
一見の価値ある映画でした。



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最終更新日  2010.03.06 20:27:31

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