*モナミ* SMAP・映画・本

2011/02/05(土)19:31

『あなたに大切な香りの記憶はありますか』 著:阿川佐和子、石田衣良、他

本(969)

『あなたに大切な香りの記憶はありますか』 著:阿川佐和子、石田衣良、他 8人の人気作家が「忘れがたい香り」をテーマに競作。 あなたの中のかけがえのない記憶も呼び覚ます、 贅沢なアンソロジー。 「夢の香り」 石田衣良 「父とガムと彼女」 角田光代 「いちば童子」 朱川湊人 「アンタさん」 阿川佐和子 「ロックとブルースに還る夜」 熊谷達也 「スワン・レイク」 小池真理子 「コーヒーをもう一杯」 重松清 「何も起きなかった」 高木のぶ子 「香り」というのは、記憶と密接に繋がっているらしい。 脳の嗅覚を感じる部分が、記憶をつかさどる部分と隣接しているから、 とか。 そんな、「香り」や、「香り」が呼び覚ます記憶をテーマに、 各著者が描くエッセイ。 読んでいてふわっとその香りを想像できるものもあれば、 あまりにかすかで、こらさないと嗅ぎ取れない香りもあり。 「みかんのガムの匂い」というように形容できる香りもあれば、 「雨の匂い」「冬の匂い」「泥の匂い」というように、 表現するのは難しいけれど、あぁあの匂いね、と分かる香りもあり。 どのお話も、なにかどこかしら懐かしい香りがするのは、 それぞれの香りが、自分自身の記憶の中にも、あるからからか。 アンソロジーは、読んだことのない作者のお話も読めるので、 最近何気に好きです。 自分チョイスだと、いつも同じ作者さんばかりになっちゃうからね。 ランキング 励みになります♪ 読了書棚     ★そのほか話題の記事はコチラ→ 

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