正月初物

2011.01.03

カテゴリ：病気

みなさま、お正月はいかがお過ごしでしたか？
初夢、初売り、初詣、初笑い…と、初のつくことの多いお正月ですが。

私も、「初」な体験をしてしまいました。
なんとそれは…「初救急車」！（爆）

3日の朝4時に仕事が終わり、仕事中はなんともなかったのに、
帰ってくる電車の中で、左背中というか左腰の辺りが痛くて。

冷えたからかなぁと思いつつ、帰ってご飯も食べずお風呂に入って、
家にあった痛み止め（ロキソニン）を飲んで寝るも、痛みが次第に強まり。

病院…と思ったけど、正月で休みだし、でも一か八かと、
いつもかかってる病院に電話したらば、休日診察やってるとのことで、
14時頃、這うように病院へ。

しかしいたのは、いつもの院長先生ではなく、見たこともない当直の先生。
レントゲンも検査も出来ず、とりあえず痛み止め（ブスコバン）
をもらい帰宅。

それを飲んだ時はなんとなく効いたような…？と思ったんだけど、
痛みがぶり返し。
21時から仕事だったので、18時頃にもう1錠飲んだのだけれど、
効く気配なし。

それどころかますます痛くなってくるので、仕事先に欠勤の電話。
まぁイヤなマネージャーが出ちゃって、「今からじゃ代わりも探せない、
朝に言ってくれれば探せたのに」とかイヤミ言われたけど、
さっきまで行くつもりだったんですってば。

でも3日の夜中なんて、さすがに映画館空いてるだろ。
しかも今夜の私以外のメンバーは、ベテラン男子3人
（リーダー、サブリーダー含む）ですからね、むしろ私がいない方が、
仕事がはかどるんじゃないかと。

とまぁそこまで考えての欠勤だったわけですが。
でもほんとに、ギリギリまで行くつもりだったんだよ。
バイトとはいえ、簡単には休んじゃいけないと思っちゃうお年頃ですから。

ということで、布団に再び潜り込んで紅白をやっと見て編集していたらば
（そこまでは元気あった。編集したら10分だった）、ひどい激痛が。

布団の上でのた打ち回るも、時間は8時過ぎ。
正月夜なんて、病院どこが開いてるんだ！？
とネットで探してみるも分からず。

もうこうなったら…と、ついに119に電話。
ギリギリまで我慢したんだよー。
診てくれる病院さえ分かればタクシーで行くつもりだったんだけど、
それが分からず。

かといって飛び込んだところで正月夜に診て貰えるとも思えず、
だったら救急車呼んじゃおう！と。
実際に切羽詰ってたけど。

このまま死んじゃうんじゃ！？とまでは思わなかったけど、重篤な病気で、
ほんとは1分1秒を争う症状なのかもしれない…とか思っちゃうし。

髄膜炎の時、「あともう少し遅かったら危なかったですよ！」と、
こっぴどく怒られた過去もあり。

もちろん、初めての119。
かけたことなくても、番号ってすぐ出てくるモンだね（当たり前）。

「はい、東京消防なんとかかんとかです、火事ですか、救急ですか」と、
その後は動転しててもちゃんと答えられるように聞いてくれるんだーなんて、
感心しながら症状や住所を答えていたわけですが、冷静を装いつつ、
私もやはり動転してたようで、住所間違えちゃってたりね。

「ではすぐ向かいます」つって電話を切られたものの、
そういえばこっちの電話番号言ってない…と思ったけど、再びかかってきて。

非通知してないからちゃんと表示されてたのかしら。
そうじゃないと、お年寄りとか自分の携帯番号とか分からなかったりする人も、
いるだろうしね。

とか、どうでもいい事を考えてたり。

マンションの前は細い路地なので救急車が入れないので、
通りの大きな道に停めます、と言われ「そこまで行けます」と答えた私。

サイレンの音が近づいだので家を出たら途中でストレッチャーを持った、
救急隊員の方と会ったけれど、そのまま歩いて救急車へ。

多分、「なんだ元気じゃん」と思われたハズ。
すみません、電話した時はマジで死にそうだったんです。
今は、割と平気なんです、波があるんです、痛みの波が。

んで、救急車に乗り込んだはいいけれど、なかなか発車しないのね。
何してんだよー早く出発してくれよーと思ったけれど、
受け入れてくれる病院を探していたらしい。

かかったことのある病院はありませんか？なんて聞かれたけど、
こっちでかかってる病院なんて、昼間行った病院しかないしさ。

こういう時のために、大病院とか大学病院にかかっとくべきなのね。
福岡なら、大学病院の診察券も持ってるのに。
というか、かかってた病院が夜間休日OKだったけど。

10分か15分か経って、やっと救急車が動き出し。
うんうんうなりながらも、「おお！救急車に乗ってるよ！
ほらほらみんなどいてー」とか思ったり（爆）。
デジカメ持ってたら撮ってるな（無理）。

連れて行かれたのは歩いて行けるというか、よく前を通っていた病院。
そこで先生に診てもらって、レントゲンとって、尿検査して…。

なんと。
腎臓結石！
どデカい石が写ってました！

そのカケラが尿管に下りて来てて、それが痛いのだろう、とのこと。
おいおいマジかよ、結石とかおっさんの病気だと思ってたのに！

でも調べてみると、腎臓結石は男性より女性の方が多くて、100人に5人、
尿路結石は男性の方が多くて20人に1人とな。
なんとポピュラーな病気なんだ。

腎臓に石があると分かったものの、休日夜間なのでどうすることもできず。
筋肉注射（ブスコバン）と座薬（ボルタレン）で、とりあえず痛みしのぎ。
筋注も、痛いんだよねー。
刺した後、思いっきりモミモミされるし。
でもこのお陰で痛みがなくなることが分かってるから、注射の痛みくらい。

ということで、とりあえずボルタレンを2錠もらってタクシーで帰って来ました。

さてこれから、再び病院に行かなければだ。
休日だから清算もできない、ってことで、1万円預かり金取られたし！
取り返してこなければ！

でもよかった、今日明日明後日と仕事が休みで。
しかし私は、長期休暇となるとダメなのか。
去年のゴールデンウィークも入院しちゃったしさ。
盆はね、SMAPライブがあったから病気してるどころじゃなかったけど。

まぁ色んな痛みを経験してきた私ですが、初めての痛みだったねー。
まじ内臓がなんかどうかしちゃったのかと思ったもん。

でもまぁ、今までで一番痛かったのは帯状疱疹（後神経痛）、
次は髄膜炎、その痛みに比べたら結石の痛みはまだ我慢できる。

とか言いつつ、救急車呼んじゃったけど（爆）。
いや1人だからね、休日の夜だったし。
これが病院開いてる時間だったら、自力で行けたよ、多分。

でも、やっぱりこうやって休みでも夜でも働いてる人がいるんだなーと、
救急隊員のおじさんたちに感謝した今年の正月でした。

みなさまも、ほんと注意して！

でも結石なんてさ、注意もクソもないよねぇ。
飲酒喫煙なんて全くしないしさ。
肉類もそんなに食ってないしさ。
勝手に溜まってくんだもの。

でもあの、レントゲンに写ってたデカい石がいつか、
下りてくるのかと思うと…。

餅も注意して！
この3日間で十数人亡くなってるらしいし！