2013/03/15(金)17:56
『パリのかわいい子ども部屋』 著:滝浦哲
『パリのかわいい子ども部屋』 著:滝浦哲
扉にかけられた人形や雑貨、ポップな色にペイントされた壁。
センスあふれるパリのお宅は、子ども部屋も自由で個性的。
ママのこだわりや、子どもの感覚を生かしたアート感覚に優れた、
楽しくてセンスあるお部屋のつくり方。
なんて可愛いの!
パリの子たちの可愛らしさといったら!
子供がそこにいるだけで、一枚のアート写真みたい。
それにしても、パリの子供部屋は、子供子供してない。
日本の子供部屋では見ないような、大胆な壁の色だったり、
家具の色だったりするけれど、不思議と調和が取れていて。
ベッドやクローゼットは、代々の家族が大事に使ってきたものを、
色を塗りなおしたりしながら今も使っていたり、
ぬいぐるみやベッドカバーや、お祖母ちゃんの手作りだったり。
子供部屋なんて、ほぼ母親のセンスだろうけれど、
ひとつのテーマやポイントとなるものを決めているから、ブレがない。
ぬいぐるみや小物の飾り方ひとつにしても、しっかりと大人の目線で、
配置されている。
もちろん子供部屋だから、遊んだり寝たりの居心地がいいのが一番だけど、
それでも「子供のセンスを育む場」としての部屋作りをしているよう。
そういう幼い頃からセンスのよいものに触れていることが、
オシャレなパリジェンヌやパリジャンを育てているのだろう。
そして彼らがまた自分の子供たちにおしゃれに触れさせることで、
おしゃれの連鎖が続いていく。
モノを大事にすること、自分の手で作ることも、学んでいくのだろう。
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【参考】
◆滝浦哲の著書は→
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